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2019 年 クリスマス準備
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明日はクリスマスイブ。長い中国出張を終え夫が帰宅する日でもあります。どうやら中国の食べ物で何か胃腸に合わないものがあるらしく食生活に関しては家庭料理が恋しいようです。アヒルの足や首を食べたと言っていました。食の国、中国と思っていましたが真相はいかがなのでしょうか。
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夫の帰宅は24日の夜だし、今年はクリスマス料理なしで気楽に~っと行きたかったのですがサボれませんね。彼の希望で今年も伝統クリスマス料理作りの毎日となっています。
ガスオーブンの部品調達をしていないので石窯が大活躍です!スパイスケーキを焼いたり、クリスマスに食べられるスパイス入りのパンを焼きました。ダークシロップとアニス、フェンネルの種やオレンジゼストのような粉末入りです。
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焼けたらダークシロップと水を混ぜた液をはけで表面を塗って完成!
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パン焼きの温度が200度なので150度に下がったら、こちらもフィンランドのクリスマス料理の人参のキャセロール、西洋カブのキャセロールを焼きます。西洋カブのキャセロールは大好きなクリスマス料理の1つ。
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こちらはじゃがいものキャセロールです。じゃがいもを茹でて潰して小麦粉と混ぜ常温に5時間寝かせてから(甘味が増すため)他の材料を混ぜて焼きます。美味しそうに出来ました。

今日は自家製クリスマスハムを焼く準備に入っています。この16年間ずっと夫担当なので私が作るのは初!メイン料理なので、そりゃー気合いが入ります。
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今年はやんちゃなウィペットの仔犬、ヴィンセントがいるしクリスマスツリーは無しで。。。と考えていたら結局子供達の希望勝って今日クリスマスツリーの切り出しに行ってきました。と言っても目の前数メートルの敷地内から、例年同様重なり合っている木々の1本を切断。子供達が手伝ってくれています。
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木は凍っているのでシャワー室に入れバケツの入った水に漬け数時間に数回水を枝にかけます。8時間位漬けたらスタンドに立てます。乾燥している室内なので水やりも頻繁にします。このはじめの解凍水やりを怠ると針の抜け落ち具合が違います。
1/6までのクリスマス期間飾るのですが、今年は年内いっぱいまでにしようかな。どうか犬によって倒されませんように!

こんな感じでユリハリユ家のクリスマス準備は続きます。

# by Kippis_Y | 2019-12-23 21:17 | 村の生活/village life
これは思った以上に楽しかった発掘キット
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一生懸命、ほりほりしている6歳のこゆき。写真見て思ったけど新聞紙も服も削ってるものも、石窯も全て灰色~。
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出てきた出てきた!
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11歳の、ことりはGOLD。金が埋まっているのでしょうか。9歳の、あんじんはエジプトのマミーが埋まってるそうです。
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出てきた出てきた!付属のハンマーでカチカチしたり棒でホリホリしたりブラシでパッパッと掃って楽しそうでした。結構早く発掘できるのかなと思いきや、ちゃんとした仕事をしている感じの時間でした。子供はもちろん見ている私も興奮でしたよ!
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以前にオウル市に行った時にタイガーのお店で面白そうな発掘キットを買ったので、「いつかの日」のために購入して保管しておきました。そう、この「いつかの日」というのは...我家のある村から小さなお店まで約40-45キロ。プレゼントなどを購入するためには60キロ位先に行きます。子供達のお友達の誕生日会は段々いつ頃なのか覚えられるようになったのですが、学校や自治体主催の子供のクラブとかで数日前になって「この日にこんな事があるので○ユーロ位のプレゼントを用意して下さい。」という通知が来ます。夫はロバニエミで仕事をしているので頼める時はお願いするのですが、夫が出張中の時は私は毎日は遠出しないので時たま「あー今日、もう60キロ走ってきちゃったー明日またか、、、ん~」となる時が正直あるのです。そんな緊急時用のボックスを用意していざとなったら「これなんて良いかも、あの子にぴったり!」という感じで利用しています。渡すからには渡す側も納得したいので相応しくなかったら買いに走るのですがね。今回はクラブのクリスマス会で親が用意したプレゼントを子供達が受け取るという感じでした。丁度よく3個買っておいて運よくそれぞれ子供達にあった感じで大満足でした。リーズナブルなのに凄く楽しめる、とってもお勧めです!

# by Kippis_Y | 2019-12-17 03:00 | 森の家 生活
フィンランド 暗い日々をどう過ごすか

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今年の夏から本当に急ぎ足で森の家の建設・引っ越し・前の物件退去という感じでバタバタで気持ちも余裕がない日も沢山でした。もう何事も無くこのまま無事に年を締めくくれますように!ただただそう思うばかりです。さて、昨日は3回目のアドベントサンデーでした。いつも使っている鉢よりもスタイリッシュな感じの鉢に変えてみました。大阪でアドベントキャンドルの鉢作りのワークショップをさせて頂いた時の参加者の方はお分かりですが、鉢の底部分にちょっとした工夫をします。本当に簡単な事なのですが、お蔭で毎年使いまわしできて飽きたら本来の鉢としても使用できます。
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いつもはモスを使うのですが、今年は雪が早く降ってしまいモス収穫が不可能でした。でも大丈夫!森の家の敷地内に生えている松の枝をと飾り用として収穫しておいた松ぼっくりを入れて完成~!松の木の枝の方が乾燥しても針が落ちにくく香も良いです。
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ラーヌヤルビのある村は北極圏内なので今の時期、日照時間が非常に短いです。子供達の学校は朝9時から開始ですが暗い中の登校です。10時前にうっすら明るくなり14時頃には暗くなってきます。明るい時も太陽は雲の後ろにあるので銀世界です(太陽の姿が出てくるのは1月上旬-中旬にかけて)。そんな中だからこそキャンドルや照明を楽しむ文化があります。キャンドルや暖炉の火は癒し効果がありますよね。お風呂に入る時もキャンドルの灯りだけで入ると、それだけでもリラックス効果があるのでカーモスによるどんよりした雰囲気も多少は解消できます。
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先日はコットンボールというライトを買ってみました。これだけでも雰囲気が上がって素敵だな~。リビングダイニングには天井に設置されている6個のライトがありますが映画を観る時はライトを消して、子供達とまったり~。こうやって暗い日々をしのいでいます。

人口200人のラーヌヤルビ村ですが、村には街灯がいちよあります。我家はその道から120メートル位森に入った場所なので、その120メートル区間&周辺は街灯がありません。なので犬の散歩に行くのもヘッドライトが必要です!ザ・田舎な感じでしょ!たまに木々の茂みで光る点々やヴォッヴォッと低い音やカランカランと鐘の音が聞こえるのですがトナカイです。流石にクマや狼は出てきませんね。冬至が過ぎれば少しづつ日が長くなるのであと少しです。そう考えるともう初夏が来るような気ですが、「ただの気」ですね。
# by Kippis_Y | 2019-12-16 18:24 | 森の家 生活
森の家のマスター 石窯暖炉
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どで~ん!リビング&ダイニングにある大きな石窯。当初はソーラーパネル、風力、発電機でしのごうと思いましたが、冬の事を改めて考え電気は自治体より引いています。秋まではソーラーパネルのみで電気で間に合わせていましたが、我家は井戸から水を使うので井戸に必要なポンプ云々のために、やはり常に電気が必要です。それから最新の三菱のエアコンを2台付けました。これで外出時もエアコンにお任せできます!夏になったらソーラーパネルからの熱を繋げます。この自治体からの電気、直発電、この2つを簡単にスイッチで切り替えられるような仕組みを電気屋さんに調べてもらっています。これをクリアすれば随分と快適になるはずです。

森の家、まだ窓に手直しが必要で隙間風がきます...なので冬は暖炉や石窯が必須です。石窯に関しては【昔ながらの石窯、機能性抜群で、家の中心となるもの、職人さんはなるべく近隣に在住する方。】という要望を満たしてくれる職人探しがとても苦労でした。運よく見つかり半年かけて石窯と、もう1つの暖炉を作って頂きました。自分達で最終白くペイントするという事で(まだしてませんが...)
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石窯真ん中部分にある扉を開け、薪を燃やし、炭が良い感じに小さくなったら灰になる前に手前の蓋を開け炭を落とします。そして石窯の元の換気口をしめ暖かい空気が逃げないようにします。そうすると石窯の中心から外側の壁が温まります。この石窯は大きいので全体が冷めてしまうと温まるのに数日かかります。外の壁まで暖かくなったら一週間に1回薪をくべるだけで良いのですが、我家は余熱で料理をするので今のとこ毎日使っています。
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石窯の横部分には見える暖炉。これはどちらかと言うと癒し系の暖炉、もしくは直に火の暖かさを感じたい時用。先ほどの扉付きの部分で薪を燃やしている時は、この癒し系暖炉は同時に使えません。というのは癒し系暖炉を使う時は、すぐ上の換気口(元の換気口)を開けるのですが、そうすると石窯の換気口が閉まっている状態です。同時に火を燃やすと片方は元の換気口に煙が上がらず室内に入ってきてしまいます。初めはこの構造に??でしたが今では任せときなさい!と言う感じで毎日の火熾しは私が担当。

そういえば、癒し系暖炉の手前部分のカーブしている箇所(黒い部分)ここの奥行を監査の方に指摘されました。規定はもっと奥行が必要だと。でも、これはあえて暖炉職人さんの拘りで奥行を少なめに作ったそう。これ以上奥行を出すと「見た目がよくない、それなら作らない!」よいう駄々っ子拘りです。それを聞いた監査の方は特に否定はなくパスしました。
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石窯右部分の奥にはガスコンロ&ガスオーブン、薪コンロ&オーブンが隠れています。時間に余裕がある時や料理によっては薪コンロを使っています。温まるのにガスよりも時間がかかりますが余熱が保てるのでキッチンが暖かくなります。
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こんな感じで薪が上、灰が下に落ちるという構造です。これも石窯や癒し系暖炉を使っている時は薪コンロは換気口の関係で使えないので順番こですね。
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コンロの鉄板が熱くなると四隅以外は結構熱くなります。なので同時にケトルの水を沸かしたり野菜を茹でたりしています。何もない時はお鍋いっぱいに水を入れてお風呂用に使います。ほんと石窯も薪コンロも一石五鳥くらいです。もしも便利な生活に慣れてしまっている方は不便に感じるかもしれません。薪割もあるし薪運びも火熾しもあるので毎日の運動がてらという感じですが、この生活をキープするには、はやり健康体でなければいけませんね。さーて、今日も美味しいご飯にな~れ!と期待して仕込み開始~。
# by Kippis_Y | 2019-11-06 17:23 | 森の家 生活
我家に仲間入りしたウィペット犬 ヴィンセント
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ゴソゴソゴソ、クンクンクン...何をしてますか、ジェイク君。
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ジェイク: 何かが僕が噛んでた骨で遊んでる...
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えっ、僕??
我家に加わりましたウィペットのヴィンセントです。
ジェイクが1-3歳くらいの間に、もう1匹犬が欲しいと思っていました。色々調べて悩み、そしてこのこと出会ったのです。ジェイクの犬種(レッド&ホワイト アイリッシュセッター)もそうですが、ウィッペットのケンネルもラップランドにはありません。気になる犬種のケンネルは、どれも南です。フィンランドではペットショップからは犬や猫は買えません。知り合いやケンネル、保護団体からとなります。

ヴィンセントが生まれたケンネルは気になる1つで何か月もHPを眺めていました。勇気を出してメールしてみたら、「現在の仔犬は予約済だけど、昨日丁度仔犬が5匹生まれたの。」というラッキーな事が。それから7週間連絡を取り合って10/26に家族&ジェイクも連れて片道760キロ(休憩しながら約10-12時間)かけて迎えに行ってきました!運よく5匹の仔犬を見られました。

黒×白の雄2匹、ヴィンセントのカラー、ブリンドル2匹、そして薄いグレーの女の子。ブリンドルの雄を希望だったので最終的にはブリーダーさんが選び、ヴィンセントが我家の犬となりました。他4匹より小ぶりです。長旅も問題なく無事でした。

ジェイクの大きさに慣れてしまったら、ヴィンセントは何だかネズミのような感じです。(中型犬ですが)抱っこが好きで、腕の中でよく寝ます。そして、よく小大をし大忙しです。(ジェイクの時は春生まれ夏育ちだったので比較的トレーニングしやすかったです。ケンネルの方も朝起きてすぐ外に出すという事を受け渡す前まで毎日していたのでジェイクのトレーニングも簡単だったのだろうか...)フィンランドでは犬の排出は外です。なので頻繁に外に出すのですが...「ひゃっこっ、ひゃっこっ、」と用を足したら震えながら家の中に戻ってきます。そんなヴィンセントにセーター編みました。
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ジェイクも着たいと甘えてきますが、帽子にもなりません、笑。

ジェイクはヴィンセントを快く迎え、上手に遊んでいます。半ば大胆ですが...そして人間が嫌がるような事をヴィンセントがしていると、ちゃんとジェイクが私達に教えてくれたり、ヴィンセントの気をそらしてくれます。犬って、こういう事も出来るんだ~と発見でした。ジェイクは1歳半ですが、この間にできた信頼感や絆というものを感じました。犬の寿命は人間よりもっともっと短いけど毎日毎日を大事にしていきましょう。という事で更に賑やかになった我家、宜しくお願いします!




# by Kippis_Y | 2019-11-05 17:03 | 森の家 生活