人気ブログランキング | 話題のタグを見る
休暇 田舎から都会へ
休暇 田舎から都会へ_d0090294_17404251.jpg
フィンランドはスキー休みと言う1週間の嬉しい休みがあります。面白いのが南フィンランドから開始して、中央フィンランド、そしてラップランド地方の北フィンランドと週毎に順番にあります。私達の住むラーヌヤルビは北フィンランドなので先週1週間休みでした。カレンダーは赤い日ではないので仕事をする人もいますけど我家は皆休みでした。なので久々に1週間フィンランドを南下してきました。1番の目的は2月に90歳になったA-Jの、おじいちゃんに会いに行く!

毎度の如く、荷物を積んで車で長時間移動。今回は途中の町、クオピオで一泊しました。クオピオは初訪問でしたが思ったより大きい。まーラーヌヤルビの村から比べたら全て大きいです、、。田舎っ子の子供達はクオピオの早い流れのエスカレーターに、てこずっていました。そして田舎育ちなので↑こんな広場に出ると、何処までも走っていってしまいます・笑。それにしても、ラップランドにはない、こういう古い建物を見ると「ヨーロッパ~」と感じてしまう私も田舎者~。
休暇 田舎から都会へ_d0090294_17405654.jpg
クオピオを去って親戚が住むコウヴォラへ。このワンちゃんのクンクは親戚のおばさん&おじさんに凄く愛されています。面白かったのが、クンクが、こゆきのおしゃぶりを盗んで赤ちゃんの様に吸っている姿をA-Jが発見したそう。それ以来、クンクはおしゃぶり探しに必死でした。
休暇 田舎から都会へ_d0090294_17411477.jpg
おじいちゃんはコウヴォラの町のお年寄りの施設で暮らしています。前に会ったのは3年程前。「痴呆症も始まって歯も抜け元気もなくなり寝たきりで骸骨のようだから子供達が怖がるのでは...」と親戚のおばさんは心配そうでした。でも、それも人間が生きているという姿だし、ちゃんと子供達にも話して皆で会いに行きましたよ。確かに痩せ細って目も衰えてしまったけど、いつものように"Päivää"(こんにちは)と言って握手をしてくれました。痴呆症が進んでいるけど私達の事は覚えていてくれてベッドに座って曾孫を見る姿も嬉しそうでした。ちゃんと昼食も自分で食べ完食していました。帰り際の握手も、まだ力があったのでホッとしましたよ。90歳の、おじいちゃんと4ヶ月のことりが顔合わせをした時は、なんとも言えない気持ちでした。
休暇 田舎から都会へ_d0090294_17413655.jpg
その後、ヘルシンキで2泊。ヘルシンキ在住のmacoさんとは北で南で何回も会っているけど久々に南で会いました。急な報告にも関わらず、しかも長々と遅い時間まで美味しい夕食をご馳走になりました。久々の日本語での話しも嬉しくって楽しくって。子供達も冬馬くんと一緒に遊べて凄く楽しかったのです。
翌日は街中まで歩いて道中に発見がいっぱいで子供達も刺激的だったんじゃないかな~。
休暇 田舎から都会へ_d0090294_1741543.jpg
途中カフェで美味しいケーキを食べて...
休暇 田舎から都会へ_d0090294_17422394.jpg
向かった先はA-Jの友達が働く美術館Kiasmaへ。こんなカッコよい作品も。でもね、大きくてダークな音楽に、ことりがビビッてしまい全部見られませんでした。美術館は好きな彼女だけど、ちょっとあれはホラーを想像させられるような音だったもんね、気持ちは分かるよー。
休暇 田舎から都会へ_d0090294_17424353.jpg
刺激を受けながらもヘルシンキをあとにしてA-Jの生まれた町、トゥルクへ。トゥルクには子供達の大好きなA-Jの幼馴染が住んでいます。そちらに滞在させてもらって日中は映画館でOnneli ja Anneliを鑑賞したりA-Jのゴッドパレンツに会いに行ったり、あっと言う間の1週間でした。休暇を終えて、またいつも通りの日々の開始です。たまには、こういう切り替えも良いですね。
by Kippis_Y | 2014-03-10 18:29 | 国内旅行/travel Finland


<< 木の天使がやってきた ためになるフィンランドの絵本 >>