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春へ向けての光
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今朝、8時の段階でラーヌヤルビは-25度でした。今週はこんな感じ、時には下回る寒さのようです。ロバニエミから来ている村の小学校の校長先生は「ロバニエミは今朝-27度だったわ」と言っていました。体外、ラーヌヤルビの方が気温が低くなるのですか今日は違ったようです。先週末は-20度の中、旦那様は村の人達と一緒に湖の氷をチェーンソーでカットしていたのですが、さすがに寒くてチェーンソーが動かなかったそうです。これから彼は大学・ロバニエミの氷のプロジェクトに向けて大急がしになるので寒い中、体調が守られますように。

d0090294_16411678.jpgこんなに寒いと少し位、外に出るなら気持ちが良いんです。空気がピンと張って、内陸なので湿気も少なく空気が乾いているので数値程寒くはないんです。でもやっぱり、長時間外にいると着込んでいても寒くなります。出ている顔の部分がヒリヒリジリジリ、まつ毛や帽子から出ている髪も凍るんです。そんな凍った姿を「見て見て、凍ってる」と言って見せるのも楽しいんですけど、でもやっぱり寒いんですよ。
フィンランドの冬を経験すると日に日に、昼間の時間が長くなっているのが目にみえてきます。そして昼間の光もクリスマスの時期とは違う明るさがあって、「もう春の光が来たんじゃないか」と錯覚してしまう事も。でもまだまだ冬です。たとえ太陽が出ていない日でも日中明るいと希望を感じます。光って凄いね。それから、寒いと雪も解けずに積もるので積もった雪の上を見ると大きな綺麗な結晶が見られます。空が真っ白な曇りの日でも、あまり憂鬱にならない冬。雪も白いので本当に黒と白=銀世界になるのです。

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私達の住む場所からすぐある森の入り口(中央写真)。引っ越した当初から、この道が好きなんです。車は入れない程の道、入り口は狭く両端に大きな高い木があります。森にはベリーやきのこがあって冬は木に積もった雪が綺麗でナルニアの雪の世界にいるよう。その先にスポットライトを当てたかの様に光の入ってくる場所があります。反対側には森、片方には畑や遠くの湖が見渡せます。また先を行くと森。ちょっと特別な場所に感じます。
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by Kippis_Y | 2012-01-31 17:08 | フィンランド色々/Finland
クリスマスツリーを取りに森へ
d0090294_82132.jpgクリスマス皆さん如何でしたか?今年はヘルシンキに住む義理のお母さんは自宅で過ごしたので家族4人となりました。いくら片付けが面倒でも毎年クリスマスの木は生木にこだわる旦那様。クリスマスの数日前、車で15分程走った森から取ってきました。ベリーやキノコ類は森から採るのは無料ですけどクリスマスの木は自分の土地以外の場から勝手に切ってはいけません。でもフィンランドのオウル市&ラップランド地方では国が管理している森から取る事が可能です。条件は、お金を払って自分で森に切りに行く!携帯で購入可能・支払いは電話請求で。エリアはネットで探します。木1本あたり4.93ユーロ。お店で買うと20ユーロ~します。なので断然お得。まーその分自分でする手間・仕事はありますがね、=。でも、これもフィンランドの文化&クリスマスの恒例行事となって物好き我家は好きです。
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子供も引き連れて車で森へ。家里から離れるとグッと行きも増してあたりは木と雪だけ。MacにUSBを繋げて地図をみながら。道の看板もないので地図にある「左の道が2回出てきた後が管理されている区域」それを頼りに&管理されている事が分かるサインを探しながら...この道は車1台しか通れないので対向車が来たら、どうするんだ?と思う程でした。幸い誰も来ませんでしたけど。
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道沿いの木を取る、3m以上の木は切ってはいけないのが条件。小さめの木を切ったつもりでも森で見る小さめの木、家に持ってくると結構大きいんですよね。
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斧やノコギリ、手袋は必需品。そんなに太い幹ではなかったのに旦那様の大好きな日本のノコギリが真っ二つに折れてしまいました。なのでFiskarsの斧で切り倒しました。
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雪まみれになって出てきた旦那様。近所のトンミ&リーッカから借りたトレーラーに木を積みます。お礼に忙しい彼らにも木を1本切ってプレゼントしました。写真でも分かるように、どうやらトレーラーを接続した際にランプの接続が悪くなって前と後ろのランプが消えてしまいました。その後、暗くなった森を片目ランプでUターン場所を探しながら直進、ようやく見つけたと思ったら雪が多すぎ&重すぎでUターンがスムーズにいかずトレーラーを一度外して押して設置。旦那様が1人で行かなくて良かった。木を取りに行く時は2人以上・もしくは強い妻もご一緒に。
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飾りつけは24日のお昼の後にクリスマスの音楽を聞きながらしました。

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ツリーは普段はあまり使っていないゲスト用の1階のリビングに。近くに行くと、かすかに木の良い香りがします。ツリーを置く時に必要なスタンド。立たせるのが目的なのと水も入れられるので乾燥も防ぎます。このスタンドをする時に余分な枝を切るので、我家ではクリスマス料理の飾り付けに使ったりサウナのコンロ上の熱くなった石に水につけた枝を少しのせて香りを出すのに使っています。このクリスマスツリーは1月上旬まで飾っておきます。
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by Kippis_Y | 2011-12-26 08:16 | 村の生活/village life
クリスマスリース作り
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11月第2日曜日はフィンランドの父の日でした。この日の午前中に雪がパラパラと降りましたよ。冬の始めの雪を見ると嬉しくなるのって何ででしょう。積もるほど降らなかったけど。(今は降っています)さてさて、我家の父の日は雪の中を家族で散歩してシナモンロールを焼くのが恒例になりつつあるのですが今年はお散歩は省いてシナモンロールを焼いて途中、摘み食いをしながら一家でロバニエミへ。旦那様は娘・ことりと一緒に映画に行きたいと言ってたので2人は映画館へ。私と息子・あんじんはロバニエミの友達宅にお邪魔していました。たまには二班に分かれるのも良いね。
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もう1週間以上前になってしまうけど近所のリーッカ主催のクリスマスリース・ワークショップが開かれました。場所はラーヌヤルビの村の小学校の体育館。材料は持参だったのですが、忙しくて材料が買えなかったうえ、当日は旦那様の帰りが遅く、時間もとっくに過ぎていたので「見に行くだけ行ってみよう」と出かけたら、結局最後まで残ってちゃっかり作ってきました。
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以前、花屋さんで働いていたリーッカ。さすがテキパキと進めていくんです。この球状の中には乾いて丸めた新聞紙が入っていて、その上から森で取って来たコケを被せて同時にワイヤーで固定。アクセントになっているミントの葉は彼女の庭から。玄関に吊るしたらアクセントになりそう。
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ヘリは白樺の枝を使ってドライなリースを作っていました。彼女の持っていた乾燥した赤い実がとっても綺麗で可愛いんです。リースがパッと映えてね。秋の間に収穫して乾燥しておいたのかな。
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面白そうな事をしていたのはパイヴィ。チキンワイヤーの中にモスを詰めて蛇のようにして、円状にしてリースを作っていました。このタイプだとリースの表面が均等になって綺麗な見栄えでした。

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ヘリの中学生の娘・イェンニ作のリース。この眩しいくらい綺麗な緑の色をしている植物も森から取ってきたもので木で出来たハートが付いていて可愛い。やっぱり赤って映えて良いね。
このワークショップには総勢15人程参加したのかな。皆、家の近くに森があるので色々な植物がメインになっていました。「お手本のものがあって皆がそれを真似するのではなく、コツを教えてもらって自分で自由に表現」している人ばかりだったので1人1人とっても素敵に仕上がっていました。そしてフィンランドの方々と言って良いのか村の方々と言った方が良いのか、ハンディクラフトが好きな人が多くてテキパキとこなしていきます。
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私が作ったのはベースが藁で、リーッカが森で取ってきたjäkälä:地衣類とコケが上に飾ってあります。このヤカラは蛙の肌の様な模様をしていてリースにしていくと、とってもインパクトのある色合いが出るので大正解!乾燥すると色が落ちるので水分のある外=家の玄関の壁に飾ってあります。リース作りが楽しくてワークショップを終えてからも熱が冷めなかった私。「週末は家族で森に行ってコケ&ヤカラ集め」と張り切っていたら、同じ事を考えていたリーッカから電話が来ました。その日は日中、皆で森の中へ。そして夜は我家のワークショップ室でリーッカと一緒にリース作りをしました。何かに取り付かれたようになった私は、作りながら「○○さんの家のドアに飾ったら良いかも!」っと想像しながら気がついたら夜中の1時近くまで何個も作っていました。まだワークショップには藁が沢山あります。羊でも来る前に続きをしないとです。メェェェ~~

※こちらの育児ブログアップしました。
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by Kippis_Y | 2011-11-19 06:35 | 村の生活/village life | Comments(37)
サンタさんが来た
d0090294_5175781.jpgラーヌヤルビの村にはサンタさんがいます・笑。4月のある日、ロバニエミへ出かけて帰ってきたら家のドアの前に家具が置かれていました。実はこの家具、学校の入り口にあるゴミ捨て場にあったのを出かける前に目撃したのです。とっても惹かれるレトロな感じだったので。でも一体誰が??その日の晩に近所のヘリから電話がありました。「素敵だったので運んでおいたよ」と。面白い!ある日は朝、ドアを開けたらハギレ布の入った袋が2つ置いてありました。一体誰?これは未だに謎。

d0090294_51010100.jpg天気の良い日、外に出してゴミを掃ってヤスリでサンドして茶色の部分にニス塗り&白い部分に更に白くペイントしなおしました。ニスを2度塗りしたので実際の色よりも濃くなったけど白とのコントラストが気に入っています。実は後ろの板に穴があるんですけど壁に面していて見えないし、後ほど直そうかと。それにしてもゴミ場所からのものがこんな風になって凄いわ~。ゴミあさり?拾い?これ村の人は良くしています。丁度、家の窓から丸見えなんですよ。はじめは驚いたけど、そんな私も実はゴミあさり・拾いするようになりました・笑。と言うか、こんな良いものを捨てるの~と言うものが多くて、これまでにCDラジカセ・古いpotkuri(冬の乗り物)・陶器・古いバケツ等々。他にも何かのクラフト材料になりそうなものもゴロゴロしています。今日は誰かが水槽を捨てて行きました。面白いですよ、ゴミ場所。

壁に掛かっているラーヌはフィンランドの伝統的な織物の1つです。(こればゴミ場所からではないのでお注意を!)縦糸が見えないようになっていて表も裏も同じ模様。ウールの糸で織られているので温かみのある感じです。ラーヌは、こうして壁に掛けられていたりロッキングチェアーの椅子の上に掛けるように置かれて、その上にじかに座ったり、ベッドカバーにもなっているようです。目が覚めそうな派手めな色も特徴ですね。
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by Kippis_Y | 2011-05-22 05:54 | 村の生活/village life | Comments(8)
外での"プロジェクト" 畑つくり
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雪が溶けて茶色になった草や葉っぱが出てきたので天気の良い日に外の掃除をしました。この葉っぱを掻き集める道具は、もう古くなっていて何本か先が取れてしまっているけど、なかなか良い仕事をしてくれました。翌日も枯葉集めをしていたら近所のヨルマじぃちゃんが道具を貸してくれました。やっぱりちゃんと歯がある方が集めやすいんだね。
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「いつか、自分達の畑で野菜や花を育てたい」そんな思いがありました。北海道に住んでいた時は花壇を作ってトマトやハーブ、花を楽しみました。自分達で育てたトマトは格別に美味しかったのを覚えています。運良く今住んでいる所の建物の横&裏に大きな敷地があります。この草畑、ずーっと前に、じゃが芋を植えている人がいたそう。でももう10年以上も前だし手を入れるまえは、ごらんの通りの草だらけ。天気も良く枯葉集めに勢いが乗ったので草畑にちょっとした畑を作りました。敷地内に生えていた枯れた草を掻き集めてシャベルで土を掘り起こして、根っこだらけなので引き抜いて石をどかして…きっと酸性の多い土だと思うので石灰も混ぜました。ミミズは発見できなかったけど土を掘っていたら冬眠中の様な幼虫を発見しました。どうか肥えた土になりますように。畑の肥料用にコンポストも作る予定。畑の横は子供がボールで遊べるような場所を作ったり住まい裏は森も近いのでハンモックをかけたり椅子を置いてバーベキューやスモークフィッシュが作れる場所を作ろうと計画中です。
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草畑の面積は広いけど畑は1m×2mの"箱"が2つ、と小振り。箱の反対側には、じゃが芋を植える予定。今年はお試しで作って調子が良かったら来年は拡大していきます。写真を撮った数日後に近所のリーッカから貰ったコネギの苗と苺、人参の種や花の種も植えました。もう少し暖かくなったら室内で育てているトマトやピクルス用のきゅうりの苗も植えます。美味しい収穫が出来ると良いな。
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家の裏にはカシスやラズベリーもあって探索していたら嬉しい事にルバーブが顔を出していました。日に日に育っているようで買った種を植えなくてもよさそう。古い家のある所には必ずと言って良いほどルバーブが生えているんだよ、っと近所の人が言っていました。今年はこのルバーブで美味しいパイやジャム、ジュースが出来ると良いな。
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by Kippis_Y | 2011-05-19 04:51 | 村の生活/village life | Comments(12)
トナカイ料理 verimakkara:ブラッドソーセージ
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お皿にのっているのはpuikulaperuna:じゃが芋・プイクラペルナ、細かくスライスされた人参、そしてverimakkara:血のソーセージ。赤いのはソーセージと一緒に食べるpuolukka:こけもも。フィンランドでは豚の血入りのソーセージがあるのですが、↑のはトナカイの血入り。奇妙な食べ物かもしれないけど、新鮮なせいか豚と比べると全然臭くなくてイメージされるよりも食べやすいです。
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家のキッチンからは近所の人が飼うトナカイが見えます。その先の道を歩いてもトナカイを飼育しているお家。湖の反対側にも。きっと村の人口よりもトナカイの数の方が多いと思うな。

トナカイ飼いの女性ヘリの指導のもと学校の調理室で奇妙な料理クラブ(ラップランド伝統料理verimakkara:トナカイの血のソーセージ)が開催されました。メンバーは私も含め女性3人。奇妙で面白いレシピの載った古い本を見ながら、細かいコツは経験豊富なヘリのお母さんのアドバイスを参考に。1頭のトナカイから3Lとれると言うトナカイの血をメインに、他にもバターで炒めた玉ねぎや、↑の器具を使ってミンチにされたトナカイの油・ライ麦粉・麦の粉・Kotikalja:ノンアルコールビール・塩胡椒なんかが入っています。腸に詰めて最後にお湯で煮るのですが、煮るとソーセージは紫色に。食べる前にフライパンで焼くと面白い事にたちまち黒くなります。

私は第1弾が終わったら家に戻ったけど夕方には近所の人が、ぼちぼち現れソーセージを家に持ち帰える姿が窓から見えました。手間も時間もかかるので今の時代、こういう方法で作る人は減っていってるんじゃないかな、だからこそ逆に魅力的ですね。
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by Kippis_Y | 2011-04-15 04:50 | 食べ物色々/food | Comments(4)