<   2017年 07月 ( 3 )   > この月の画像一覧
トナカイと犬のサニ
d0090294_23453423.jpg
フィンランドのラップランド(フィンランドの北地方)名物と言えば、夏は蚊!そしてトナカイと言ったら、もっとピンとくるかもしれません。トナカイは野生のように思われますが持ち主がちゃんといます。食べ物が豊富な夏は森や道路脇で草を食べている姿をよく目撃します。蚊やアブがトナカイを好んで攻撃するのですが、それを避けるために道路にも出てきます。車の風が丁度よく虫を吹き飛ばしてくれるそう。ただ、車が来てもどこうとしないで逆走したり、ほんと呑気な生き物です。

トナカイを見ると嬉しくなりますが、でも今回は別。森の家の敷地が気に入ったようで寝そべっていたり、草を食べたり=糞を落としていったり。これは良いのですが、楽しみに育てている野菜や花の上をドカドカ踏んでいく...しまいには建設中の家の庭にも来るので材料を踏まれ(物音がするとビックリしてジャンプして逃げるので)穴は開くし...管理人が誰だと言うのは耳に切り込まれたマークを調べればわかるのですが、相手は半分野生のトナカイ、そこまで責任を負ってもらうわけにはいかないのがトナカイ村。こういう被害はラップランドではよくある事なのです。

今日も森の家で作業をしていたら、いつもの3頭の雄トナカイがやってきました。手に棒やスマホを持ってると「食べ物かい?」と近くにやってくるのが、この黒いトナカイ。秋のさかりの時期ではないので襲われる事はないと思うけど、やはり近くに来ると「餌じゃないんだから、あっち行ってよ~」と弱気になる私。この3頭組は森の家の敷地や現在我家が住んでいる家や近所周辺をウロウロしているそうです。7月は干し草作りがさかんでトラクターは野原を走りまわってるので、この子達は行く場所を探しにウロウロしてるのかな。正直、「あ~頼むから雑草畑グチャグチャにしないでよー、あっち行ってくれよ~」と思っていたら急に走り出しました。何だ何だ?と思っていたら1匹の白黒の中型犬が勢いよく私の足元に来ました。飼い主に忠実&フレンドリーで、お行儀が良い犬。最近「迷い犬」が多いラーヌヤルビの村、一瞬、迷い犬?と思い...また現れたトナカイを追っては私の元へ来る犬。何てお利口さんの救世士!その後、飼い主が見つかり話を聞いてみたら、どうやら、その近所のおじさんの家の苺畑もトナカイが来ては踏みつぶす被害があるそうで、昨晩犬のサニちゃん(3歳)を放したそう。賢い犬なので泣きもせずトナカイを追いやります。トナカイ飼い主にとってはどう思われるか分かりませんが、あんなに賢い犬なら引っ越したら飼ってみたいな~そう思う単純な私&息子あんじん。

そして数時間後、またこの黒いトナカイが現在の家の玄関前に...その内、家の中に入ってくるのじゃい?と思う程です、苦笑。
[PR]
by Kippis_Y | 2017-07-11 00:11 | 村の生活/village life
旬のルバーブ大活躍 ジャム・焼き菓子・ジュース
d0090294_540472.jpg
フィンランドの夏は短いです。でもラーヌヤルビのあるラップランド地方は夏は白夜。太陽が沈まず暗くもなりません。そんな太陽のエネルギーを浴びて育つ植物。春先から夏、秋の始めまで収穫時です。写真は左がルバーブのジャム、真ん中は先日アップしましたたんぽぽジャム、左は去年アップしたトウヒの芽のシロップです。我家は約1年分のジャムやシロップ作りをします。
d0090294_5422139.jpg
ルバーブと聞いてピンとくる方、こない方がいると思います。雪融けと共に顔を出し急成長、見た目はフキのような感じですが白い花が咲きます。シュウ酸が多いので葉は食用ではなくフキも火を通して食べます。多年ですが、野草ではないので種や苗から植えて育てます。フィンランドでは古いお宅の庭に生えている定番ものです。我家は家の裏、建築中の森の敷地内に前の地主さんが植えていたようで立派なのが生えています。
d0090294_5425028.jpg
旬の時期だとスーパーやマーケットなどでも茎部分のみ売られています。ルバーブを収穫するのは結構面白いです。茎の根本に近い部分を掴んで引き抜くと綺麗に抜けます。根本の白い部分と葉の付け根を切ります。
d0090294_5431369.jpg
茎は洗って1センチ間隔に切ってジャムや焼き菓子に。生のまま冷凍保存も可能なので我家では収穫後は、とにかく切る・切る・切るの作業。子供達も手伝ってくれるので助かります。水分は出ないので固く感じますが切る時の音が「これぞ夏~」と感じるのは、きっと私だけね。
d0090294_5433951.jpg
定番中の定番=ルバーブジャム。こうやって切った中にシナモンスティックとレモンがある場合はレモン汁を少々、砂糖を重さの40%入れます。ルバーブは酸味があるので50%でも良いかもしれません。ジャム容器も殺菌消毒すれば40%の砂糖でも余裕で1年保存可能です。
面白いのが、ジャム用の砂糖はペクチン入りというフィンランドのジャム砂糖。(お鍋のすぐ隣)もう1つの砂糖はグラニュー糖。お菓子でもなんでもグラニュー糖の頻度が高いフィンランドです。白砂糖はあまり体には良くないんだよね...そう罪悪感も感じますが...
d0090294_5441569.jpg
もう1つの定番と言えばルバーブの焼き菓子。この生地は簡単なのでルバーブの代わりにブルーベリーやバナナ、林檎諸々バリエーションを変えて焼いています。こちらにレシピがありますが、我家では粉を小麦粉・ライ麦・オートミールを混ぜています。それでも癖もなくしっとりしてますよ~。この焼き菓子は2日目以降に常温で召し上がるのが美味しいです。写真にはありませんが、ルバーブジュースも我家の定番です。レシピ参考にして下さい!
[PR]
by Kippis_Y | 2017-07-10 06:10 | 食べ物色々/food
えっ!たんぽぽジャム?!これ美味しいです!
d0090294_23122526.jpg
フィンランドの夏!森に、野原に色々な美味しいものがあります!
たんぽぽジャムも夏らしい色で、とっても綺麗に仕上がりました。
d0090294_23125390.jpg
私の生活は時間や手間がかかる事ばかりで早回しは出来ず、スローです。でも、そんな工程を経ての結果は大きな喜びに変わります。もう、これは自己満足の世界ですね、笑。田舎暮らし、自然に恵まれた場所なので近くで色々な美味しいものがあります。時期や天候によって収穫できる日も変わるので予定はあってないような、あるような...
d0090294_23131930.jpg
晴れの日に元気に花を開いている、たんぽぽ。日本のたんぽぽと比べると背丈が高く、お花も大きめです。このお天気の良い日(風があれば尚最高=蚊が飛ばされていくので)にササッと、たんぽぽの花を摘んできました。白いたんぽぽ汁は後に茶色く変色して付着するのでバケツではなくて紙袋が◎フィンランド、とくにラップランド地方は蚊が多く、更に蚊より手ごわい吸血鬼の様な虫が飛んでるのでササッと収穫!
d0090294_23134378.jpg
その後は花弁のみ取り除く作業。この作業、時間はかかるし指は黄色→茶色くなるけど、私は大好き!何しろ取る時の感覚とかが面白いのです。花弁のみにすると丸で羽のような感じなのですよ!
d0090294_2314750.jpg
お鍋にレモン(オレンジでもOK)を入れて熱々のお湯をヒタヒタまで入れて1番放置。その後、花弁とレモンを取り除いでジャム用の砂糖を入れ沸騰させ、ジャムの熱が少々取れたら新鮮な花弁を追加投入!冷まして完成~
d0090294_23143885.jpg
むふふふ、気になるお味は...花弁使用なので蜂蜜のような風味です。凄く砂糖が入っていますが...(普通のジャムどころではありません、汗)たんぽぽと言われないと分からない程ですよ!臭みも苦味もなく綺麗で、とっても美味しいです!
[PR]
by Kippis_Y | 2017-07-01 23:38 | 食べ物色々/food