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昔の道具
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今の機械は早くてコンパクトで便利だけど昔ながらの機械は、しっかりしていて時間はかかるけど、それが何だか特別な感じ。逆に魅力を感じてしまう。

この機械は刃を研ぐ道具。
丸い大きな研ぎ石の下は受けになっていて水が入るようになっている仕組みです。なるほど~
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でも、この機械は2人がかりじゃないと出来ない手動式。1人が刃を持って、もう1人が研ぎ石に付いているハンドルを回して動きます。私も試してみたけど、なかなかの良い運動ですよ、笑。そして肝心な刃も鋭い仕上がりになります。良い仕事します、この道具!
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by Kippis_Y | 2014-08-29 06:38 | 村の生活/village life
わっさわっさ フィンランドの森のブルーベリー
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ご縁ありまして日本野菜ソムリエ協会さんの会員誌「野菜通信」にブルーベリー・クラウドベリーに関して掲載して頂きました。その冊子を頂いたのですがデザインもお洒落で楽しい内容盛り沢山。ブルーベリーを使った色々なレシピも興味深いものばかり!有難う御座います!
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さて、今も森にはワッサワッサとブルーベリーが実っています。ラーヌヤルビ村のあるラップランド南部では7月下旬から実るのですが、光を浴びて雨の水分を頂いて今頃の時期は大きな実をつけます。背丈が15-20cmと低いフィンランドのブルーベリー小さな子供でも採りやすいんですよ。
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我家から森は目と鼻の先。でもでも水筒に飲み物を入れてオープンサンドやクッキーをバッグに詰めて子供と一緒にピクニック気分で森へ。森はコケでフカフカしているので実際に歩くと柔らかくて面白いんですよ!トナカイにも遭遇します~。
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何年もお世話になっている、この赤いベリーピッカー。プラスチックなので軽いです。
葉も入るけど粒を1つ1つ摘むよりもガッポリ収穫できます。
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こちらは昔のタイプのメタルで出来たピッカー。形も色もレトロで可愛いですよね。
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大体1時間少しで、このくらい収穫出来ました。指先を赤く染まらせながら葉っぱを取っていきます。この内職的な作業は結構私好きなのです。旬のベリーは生でパクパク食べます。ヨーグルトと一緒やアイスクリーム、ケーキにしたり。オートミールのお粥と一緒に食べたり。ジャムも沢山作りました。それでも、まだまだ森にはあるので沢山摘んで冷凍にして1年中食べます。
短いフィンランドの夏の贅沢な貴重な収穫です。
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by Kippis_Y | 2014-08-20 20:31 | 村の生活/village life
4歳の誕生日はバットマンケーキでお祝い 
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16日で丸4歳になった、あんじん。ラズベリーがとっても好きな少年。なのでラズベリーを摘んでケーキを焼きました。軽いスポンジケーキではなくバターたっぷりのチョコレートケーキの間にラズベリークリーム(クリーム・マスカルポーネ・少量のゼラチン)を挟んで。今年は少年らしくバットマンケーキ。マジパンを伸ばすのに一苦労しながら…誕生日数日前に購入したバットマンの玩具をのせて。このバットマンのヤリ、ボタンを押すとプシュッーと2メートル位飛ぶのです・笑。本人の希望あって、お友達を呼んで我家で誕生日パーティーをしました。
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小麦粉アレルギーの子用に抹茶ムースケーキを作りました。スポンジは米粉を使用して。でも、抹茶ムースが分離してしまって抹茶部分が二層になってしまうというアクシデントもあったり…写真は抹茶ムースケーキで余った卵白を使用して焼いたメレンゲのお菓子。ココアを少々混ぜてオーブンで焼いて溶かしたチョコレート&ココナッツパウダーでデコレーション。サクサクッとした歯ごたえのお菓子です。小さくも大きくもアレンジ次第で色々と楽しめる便利なお菓子!
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このケーキはラム酒やチェリー酒の入った大人用のケーキ。なので、パパ&ママ達用に焼きました。スタイリッシュ型がないのでサランラップの空き箱を使用しました。焼いている間に横に膨れないように両端には段ボールを切って二重壁にし強度を出させてね。サランラップ箱なので小さなケーキです。上にはオレンジピールやナッツでデコレーション。
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甘いものだけではね…野菜も補給です。
他にも子供達のムンモ(おばぁちゃん)の焼いてきてくれたキッシュも一緒に。

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食べ物よりもケーキよりも何よりも友達が来て一緒にワイワイと遊ぶのが楽しかったようで疲れ果てるまで1日遊んでいた、あんじん。ムンモから贈られたオレンジ色のカッコ良い自転車に乗って転んでも一生懸命挑戦して、お気に入りのよう。

あんじんが生まれた時は4日間、毎晩陣痛に襲われて病室のベッドで格闘し、本陣痛が来た時には疲れきってしまった私。6週間早く未熟児として生まれた彼は約1ヶ月間、病院の保育器の中で過ごしました。会いにいっても、いつも寝てばかりでしたよ。今でも良く寝て食べて、あんなに小さかったのが信じられないくらい大きく成長しています。

誕生日の前日に買ったバラ。テーブルにバラがあるとお祝いの印。
お誕生日おめでとう!
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by Kippis_Y | 2014-08-20 18:52 | 村の生活/village life
森の中の贅沢 
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フィンランド人は森を身近に感じて共有するのが上手だと思います。
この間の日曜日、隣村に住む夫婦と一緒に森を歩いて小川を渡って彼らの森のコテージへ行ってきました。先頭を歩くのはラッセ。
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片道、約3キロの道のりの後、出てきましたコテージ。
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中に入ってみると丸で昔にタイムスリップしたような、おとぎ話に入り込んだような空間。この日は曇り空で肌寒かったのでマルヤが薪ストーブに薪を入れて部屋を暖めてくれました。ベッドの上に置いてあった大きな縫いぐるみは子供達に大人気。
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水道は通ってないので井戸水。薪ストーブで温めたお湯で手を洗ったり、ムンッキ(ドーナッツ)をストーブで温めて紅茶を頂いて、すっかりリラックスモードに入りました。普段、普通に使えている水や電気が目の前にはないけど長い道のりを歩いてきた後に、こうして屋根や自然の光がある空間や井戸水が頂ける事が凄く裕福に感じます。

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子供達にも、きっとこの場所は特別な存在に感じたのでしょうね。小さなステップで3キロの道を文句無く歩き、途中の小川は長靴のまま入ったり、森の中でトナカイに遭遇したり、大きな鳥の羽を見つけたり。大人達が歩くまま一緒に付いて来て。辿り着いた森にはお家が。ベリーを摘み食いしたりコテージの前で天道虫を発見したり、走り回って好き勝手に遊んで。
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外では火が熾されて恒例のマッカラ(ソーセージ)焼き。
火を見ながら風を感じながら鳥の声を聞きながら焼いて、熱々のマッカラを食べる。とってもシンプルなのですが、このシンプルさが私には合っていて贅沢な時間と言うか裕福な時間と言うか…
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私が育ってきた日本の生活とは違った生活。子供達には、この生活がごく自然であって逆に日本の私がしてきた生活が刺激的に感じるんだろうな。沢山、自然に触れて彼ら自信も自然体でいて欲しいな。曇り空でも小雨が降っても、こうして皆で一緒に同じ事を楽しめたのは凄く良い時間でした。それにしても、昔はあの場所に誰かが住んで実際に毎日生活をしていたそう。本当に森の中!
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by Kippis_Y | 2014-08-15 04:19 | 村の生活/village life
小学校の屋根の瓦、頂きました。
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この赤い建物はラーヌヤルビの現役小学校です。6月から8月の上旬まで夏休みなので学校はお休みでした。7月中に業者の人達が来て屋根の瓦を取って新しい屋根にしたり、壁を新たに赤く塗りなおしたりと毎日せっせと働いていました。業者の人が仕事を始めた頃、A-Jが話しをしに行ったら、なんと、この瓦全てを無料で提供しますとの事。どうやら瓦の上に苔が生えてきて黒ずんできたので見栄えをよくするために?新しく張替えのようだったそう。なので瓦の上を歩いても割れるものは少なく再利用可能なのだそう。
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嬉しそうに帰宅したA-Jは早速バイトの子と住み込みのルーペンと一緒に瓦運び作業開始。業者の人にとっては、この瓦を運ぶ作業も省けたので、お互いにとっても良かったですね。それでなのか?先日アップした記事の青い機械を貸してもらったのです。
それにしても、この瓦、ザッと数えても数千枚あるそうです。この瓦の苔を落とす作業が来年の夏に待っています。地味な作業ですけど数も多いので時間も必要とされてきます。そこで、来年の夏に日本から「瓦洗いのお手伝い」の人を1-2人募集したいなーっと思っています。まだ詳細はハッキリ出ていませんけど我家に数週間、住み込みで仕事をして頂く代わりに住食を無料。(報酬は出ません)もしかしたら来年の夏もレバノン人のルーペンが我家に住み込みになるかもしれないので男性の方が良いです。若くテキパキと働けて英語でコミュニケーションが出来る方が◎海外でボランティアをしていた方やバックパッカーで旅に出て色んな経験をされた方も良いですね。今は漠然としているので詳細が来年にでも確定したらブログで募集をかけます。
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さて「森の家」の屋根のその後ですがバイトの子もルーペンも働く期間が終了しA-Jも大学での講師準備が始まるので忙しくなり続きは瓦を頂いた業者さんに依頼し板張りとフェルト張りをしてもらいました。来年、この上に瓦屋根をのせて行きます。
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もともとは、この建物は別の村の小学校として使われていました。当時は2階部分はなかったようですけど床を張って2階部分を作る予定です。
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by Kippis_Y | 2014-08-13 20:07 | 村の生活/village life
依頼されたお寿司&自画自賛の抹茶ムースケーキ
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今日は頼まれたお寿司を作りました。
本当は去年の夏に頼まれたのだけど延長に延長し、この夏に可能となりました。
購入できる材料が限られているので日本のお寿司と比べたら乏しいけど…日本からの白米や海苔を使って味良く風味よく頑張ってみました。前日に準備できるものはなるべく前日に。唐揚げ&サラダの揚げ物も下味をつけて前日に準備しました。軍艦巻きは海苔の代わりにキュウリを使用してみましたよ。上にはローストした胡麻・ツナマヨ。このツナマヨは結構フィンランド人にもウケが良くって生ものが苦手な人にも良い具です。ジューシーな出汁巻き卵もフィンランド人に人気の1つです。当日は子供達が昼寝をしている間にスムーズに巻けてホッ。このお寿司の他にインスタントだけどお味噌汁と煎茶を付けました。
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頼まれてはいなかったけど勝手にデザートの抹茶ケーキも作りました。やっぱり私はお菓子系やパンだったりベーキングが好きなので、このケーキ作りも楽しみましたよ。ただのホールケーキじゃ物足りないので半円の形。なんだかお好み焼きの上のマヨ・ソースに青海苔チックだけど…味は美味しいですよ!
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ロールケーキ用の生地を焼いて型にしいて抹茶ムースを流し込んでスポンジで蓋をして冷蔵庫へ。スポンジに生クリームを塗って貴重な日本の小豆を圧力鍋で煮て潰して漉して…生クリームとラム酒で混ぜてデコレーション。小豆の工程が手がかかってますけど、頭の中で味と完成の形を想像しながら作るのがなんとも好きなのです。スポンジのしっとりさや厚さ、抹茶の濃さ・クリーム餡子の具合、どれをとっても納得な大成功ケーキでした。っと自画自賛ですが…肝心な依頼者のご夫婦は味を楽しんでもらえたと良いな。
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by Kippis_Y | 2014-08-10 01:49 | 食べ物色々/food
森の家作り 屋根が出来てきています
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冬の期間が長いフィンランド。なので夏の日は家作りをする人にとっては大忙し。
ある日は「森の家」の屋根作りのために大きな機械が来て1日がかりで仕事。
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A-Jは屋根に必要な木材を買い込んで来て屋根はり。運良く、この青い機械も週末のみ貸して頂きました。と言うのは我が家横のラーヌヤルビ小学校は今、夏休み中で、その間に屋根はりをし直したり壁の色を新たに塗装していたのです。小学校の屋根はりは1ヶ月がかりで労働者の2人は小学校にトレーラーを持って来て寝泊り。週末は機械は使わないので2日間だけ貸して頂いたのです。この機械のお陰で高い屋根にも登れて大助かりだったようです。
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屋根がはられると中の様子も家らしくなってきました。
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こういう昔ながらの方法で作る家作りは今では珍しくなっているようで森の家のプロジェクトは村の人にも話題?な様子。家作りを見に来る人も多いです。皆に応援されながら今日も家作りが進行しています。
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by Kippis_Y | 2014-08-08 23:35 | 村の生活/village life
isoveli : お兄ちゃん
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子供達には大きなお兄ちゃんが出来ました。彼の名前はルーペン。本当はルペンだけど私達が名前を間違えて呼んでいたので最初から最後まで、そしてこれからもルーペン。「ルーペンの方が聞こえが良いから、これからはフィンランド名ではルーペンにするよ。」そう言った優しい彼。アルメニア系レバノン人で我家に住み込みで来ていました。6月にアパートを引き払ったので我家に住みながら「森の家作り」の手伝いをして頂きました。もしゃもしゃの大きなヒゲの持ち主だけど大人しくって礼儀ただしく、でも笑う時は大きな声でバカ受け。主食がパンの国だけあって焼き立てのパンを喜んで食べてくれました。子供達の事が大好きで言葉を越え遊んでいた姿も忘れない。無理も文句も一言も言わず一緒に過ごした彼の存在は私達家族にとっても大きいです。当初は2週間の住み込み予定だったけど結局2ヶ月程一緒に居ました。長ければ長い程、家族の一員と感じ別れの時が悲しかった。雨の降る31日の早朝、A-Jのトレーラーに彼の荷物を積んで行き先はヘルシンキ。9月からアアルト大学で勉強をする彼。いよいよ引越しの時。彼も何だか、名残惜しそうに去って行ったのが印象的でした。大好きな子供達にお別れの挨拶をしたかったそうだけど早朝だったので会えず...でも冬に帰って来てね、っと約束をして我家を後にしました。
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この2ヶ月は、森の家作りで働く人達のためや夏休みに入った子供達・日本からのホームステイ者・友達・A-Jの幼馴染の親子などなど多い時は10人分の料理を作っていました。こちらは日本からの友達のリクエストで作ったカレリアパイ。お店で買うのは簡単だけど家庭で作ると断然美味しいのです。人数が多い時、出来合いのもので済ませてしまえば簡単なのだろうけどラーヌヤルビの村はお店からも遠いし何ていったって家庭料理が基本な我家。やっぱり手料理を振る舞いたいのです。皆で窮屈になって料理のお皿がキレイになると嬉しいのです。暑い日でもオーブンは大活躍でした。
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日本からの友達が我家近くの森で沢山のブルーベリーを採ってきて頂きました。そしたら夏の恒例のブルーベリーパイ。パイと言ってもプッラの生地なのでカルダモンが効いてフワフワしています。甘さ控えめですよ。新鮮なベリーは焼いても崩れないけど食べた瞬間に口の中で弾けるように潰れてアッと言う間に口の中や歯が紫に!これを彼女が我家を去る最終日に食べて皆で笑って。夏の贅沢な&クレイジーな時でした。
この間まで沢山の人が我家に居たのに皆、夫々の場所に戻って生活の開始。A-Jは南に引越しの手伝いで留守。なので家の中が寂しく、「何枚お皿が必要なんだっけ」と毎日数えていた事も減り…また毎日の通常の生活に戻りつつあります。何だか夏も終盤なんだね。
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by Kippis_Y | 2014-08-02 05:47 | 村の生活/village life