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春のパン焼き実験
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風邪が大流行中。我家も全員!風邪引きです。しかも長ーいの。先週の金曜日は、ことりが40度以上の熱を出して緊急で病院に。2年前だったかな高熱で肺炎になったので心配して行ったけど、ただの風邪でホッ。熱は下がったもの家族皆ゴホゴホ。しかも、こゆきもゴホゴホ可哀想です。でも皆、グッタリではなく辛うじて前に進んでいます。1日に何回も摺り生姜・レモン・(蜂蜜)+お湯の飲み物を飲んでいます。

春の光が強くなると色んな好奇心が出てきて新しい事にもチャレンジしたくなります。そこで、パン焼き。最近よく焼いてますけど...ちょっと方法を変えて粉も変えて...

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丁度、私が焼きたかったパンとA-Jが食べてみたいパンが一緒だったので作ってみました。種作りに一晩。朝、楽しみに種の入った容器を見たら蓋が半分開いて種になっていた生地がムクッと上がっていました、、。まー細かいことはきにせずね。機械を使って捏ねると早いんだろうけど私は五感を感じながら捏ねるのが好きです。子供達は隣で生地が少しづつまとまっていくのを見ていました。
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葉っぱの形にしたつもりですけど...A-Jには「熊の手」と言われてしまった。長細いのと楕円なのと三角形の成形をして楽しみました。子供達は葉っぱの形が好きなよう。
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レシピによってはオーブンの余熱時間も焼き時間も違うので2回焼いたうち1回づつ、違う温度で試してみました。そう、実験しながら。こういう粉のパンは紙の袋に入れるかオーブンペーパーで包んでおくと良いそうです。1個はオーブンペーパーで包んで保存。もう1つはビニールの袋の中で保存。そう、実験中です。肝心な食べた感想ですけど、皮は噛み応えがあって中は凄くフワフワ。A-Jにも好評でした。まだまだ私のパン焼きの実験は続きます...
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by Kippis_Y | 2014-03-31 07:38 | 食べ物色々/food | Comments(2)
サワーライ麦パン 保存の仕方
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リネン特有のテロッとした感じ、コットンとは少し違う微妙な重さが好きです。パンやプッラを焼く時、温かいパンを白樺のカゴに出す時には必ず必要なリネンの布。今日も活躍していただきました。リネンの繊維は長いのでパンの生地を発酵させている時に直接生地にのせてもケバを気にする事なく便利。じゃぶじゃぶ洗えて使い込む毎に良さが出るしね。
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すっかり日の出も早くなり日の入りの時間も随分と延びてきました。太陽が出るのが早いと5歳のことりも早起きになります。そんな彼女につられ私も早起き。朝早くにパンの発酵準備も完了。サワーライ麦パンは発酵時間が普通のパンよりも倍の倍に必要です。なので発酵から焼くまで気長に進めていきます。私の場合、パン種を目覚めさせるのに1-2日+1次発酵5-6時間+2次発酵2-3時間+焼時間1個1時間。写真、右は1次発酵を終えて成形した状態。左は2次発酵して2-3時間経過したとこです。
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亀裂が入って良い感じ。レシピ通りの配合でも湿度や粉の状態によっても出来上がりが違ってくるのでレシピは目安であって、やっぱり手の感触で粉の配合をするのが一番ですね。
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1時間焼いて完成。温度計を刺して焼く人もいるけど体外の人は焼き終わったら底を指で叩いてコンコンと言う音で焼加減をチェックします。これがサワーライ麦パンの焼き具合のチェック方!
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表面の皮は硬くて中は、もっちりしています。美味しい~。サワーライ麦パンは焼き終わったら荒熱を取って、まだ温かいうちにビニールの袋に入れて口を閉めて保存します。そうすると湿気がパンの中に入って乾燥しにくく美味しく保つそうです。同じ生地を使って成形の仕方が違うサワーライ麦パンもあります。丸くて薄めで真ん中に穴が開いているタイプ。昔はこのパンを棒に吊るして室内で保存したそうです。色々な方法がありますね。
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by Kippis_Y | 2014-03-28 07:28 | 食べ物色々/food | Comments(7)
ナナカマドの木の十字架
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私はクリスチャンです。でも、熱心に聖書を読んで日曜日に欠かさず教会へ行ってとはしていません...A-Jと出会って2回目位だったかな急に彼が「僕はクリスチャンです。」と言っていたのは印象に強かったです。でも「何でそんな事言うんだい?」っと思ってしまったけど。そんな彼も熱心に聖書を読んで...と言うわけではないけど物心ついた時から信仰を持っているようで、あの時に私に伝えたのは彼の中で大事な事だったからだそう。当時の私は自分なりに考えた「神様」と言う存在があったのを覚えています。丁度、神について考える事も多い年頃だったのかもしれませんね。中にはフィンランドの人と結婚したらか=キリスト教になると思われる方もいますが、そうではなく上手い具合にそういう方向になっていきました。2003年に挙式をし、その後に洗礼を受けたのです。

前置きが長くなりましたが、我家に2回ホームステイに来てくださった方が東京で洗礼を受けたとお知らせを聞いて、すぐに「木の十字架」を作ってもらおう!と閃きました。ロバニエミの学校で木工を勉強している近所の娘さんのカイサちゃん。手の平にのるサイズで壁に架けられる十字架。硬い木が良かったのでナナカマドの木を選び裏には彼女が受けた洗礼式の日を焼き付けてもらいました。
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by Kippis_Y | 2014-03-27 06:00 | 村の生活/village life | Comments(2)
フィンランドのパン・バター事情
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ちょっと時間がかかった、このパン。ライ麦粉と水で酵母を数日間にわたって酵母をおこしました。たっぷりとオーツ&白ゴマが入っています。香を出させるためにオーツと白ゴマはオーブンでトースト。フィンランドではオーツはお粥にしたりシリアルとして食べたり、クッキーやタルトの生地に使ったりと何かと使われます。そしてパンにも結構使われているのです。レシピには麻の種が使われているのですが(こちらもパンによく入っています)私はゴマで代用。捏ねてしまうのでオーツの粒は気にならなく、小麦粉もたんぱく質が多めの粉を3種類混ぜたので皮はパリパリで気持ち、モッチリとしてゴマの香もする食べ応えのあるパンです。手の平よりも大きいのが2つ半できました。
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11月に産まれた次女、こゆきを妊娠中に妊娠糖尿病になってしまい去年の8月から炭水化物・糖分を控えた食事をしています。出産後は元に戻ると言われたけども、母が糖尿病だった事もあり私も十分遺伝子を受け継いでいると思うので出産後も、そのまま同じ食事制限をしています。例えば皆がじゃが芋やお米を食べている時は私は人参やブロッコリーなど、パスタの時は人参やズッキーニを長くスライスして。パンを食べる時は繊維が多く炭水化物も低めのライ麦パン。白いパンを焼いた時は少量のみ食べます。味見程度にね。

ライ麦パンが余ってしまう時は、ちょっとした知恵があります。薄く切って室内で乾燥させます。フィンランドは乾燥気味なので1日でもすぐに乾いてしまいます。こうやって乾燥されたパンはバターを塗ってカリカリと食べます。乾燥されたのはお店でも買えるけどライ麦パンが余ってしまう/少し鮮度が落ちてしまった時はこうして簡単に美味しく変身!我家ではこの他に完全乾燥する前に四角く小さく切ってカラ焼きしガーリックと少量のバター・塩で味付けしてサラダやスープと一緒にして食べます。キッチンの片隅で忘れられたようにあるライ麦パンも時には影の力持ち。
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パンと言えばバター。フィンランドのバターの殆どは、こんな感じで500g単位で売られています。パッケージには50g毎にマークされているので料理の時もササッと分かって◎ 無塩バターもあるのでしょうけど殆どが塩入りで、このバターはお菓子にも菓子パンにも使われています。
voiとはフィンランド語でバター。"voi voi!"と2回繰る返すと"あらあら!"と言う意味になります。
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by Kippis_Y | 2014-03-21 06:01 | 食べ物色々/food | Comments(25)
小さな村ラーヌヤルビへようこそ!
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お気付きの方もいると思うのですが...
3月14日(金)朝日放送世界の村で発見!こんなところに日本人の番組に私達一家が出演させて頂きました。テレビを見て気が付いた方で連絡をくださった方達、有難う御座います。

始めに依頼があったのは去年の5月でした。何で私?何でラーヌヤルビなんだろう?冬の取材だし、きっと話だけ聞いて実際にはボツになるんだろうなーと言うのが本心でした。その後、秋になり再度連絡を頂き本格的に話しが進んでいったのですがディレクターさんにお会いするまで実感がわかず...でもでも、ちゃ~んと皆さん日本から取材に来て下さいました。インタビューを受けたり昔の写真を出して撮影したり。冷蔵庫の中も(これは、うっかりしてました~)撮影。カメラが回っていると慣れなくて質問の答えになっていないんじゃないかーっと不安があったり、どんな風に自分がブラウン管を通して紹介されるのか不安な部分もありました。でも、ベテランの方達のお陰あって楽しくスムーズに撮影は進み編集もバッチリして頂いたようです。放送を見た家族や親戚、友達から色んなメッセージを頂いて励ましになりましたよ。皆、有難う!
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日本から6人&コーディネータの方&ドライバー、合計9人の方達。皆で一緒に家庭料理を食べました。「美味しい」と言って頂いたのが、とっても嬉しかったです。ご存知の人もいるでしょうけどA-Jは大豆と納豆菌を使って定期的に大量の納豆を作ります。そんな話から取材日のランチにも彼の納豆が登場しました、笑。ちゃんと大豆の味もして粘りも強く美味しいんですよ~。
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我家を訪ねてくれた方は渡辺正行さん。絵を描くのが趣味だそうで移動中の電車の中で、そして我家でも絵を描いて私達にプレゼントをして下さいました。ヘルシンキから大変な思いをしてラーヌヤルビへ、そして撮影の合間にこうして時間を作って頂いて感謝です。心が温かくなりました。渡辺さんは、とっても優しい方で明るいお人柄でした。
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渡辺さんと一緒に芸人のスギタヒロシさんもいらっしゃいました。帰り際に、なんとまぁ~サプライズで彼の「エイリアン」の芸を見る事が出来ました!久々にお腹から笑いましたよ~ 一緒に見ていた近所のヤーナは彼の芸にハマッてしまい隣の小学校で行われていた子供達のクラブに皆で突撃乱入して芸を披露して頂きました。「ちょっと怖かったけど楽しかった!」と翌日、目をキラキラさせながら1人の女の子が言っていました。小さな村に来た日本からの取材班。2日間一緒に居させて頂いて本当に楽しく私達や村の人にとっても大きな思い出になりました。心より有難う御座います。
追記. こんな場で発見してしまいました。恥ずかしさも十分ありますけど...村の様子も分かると思いますので...3/20
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by Kippis_Y | 2014-03-17 21:49 | ちょっとお知らせ/info | Comments(26)
自家製 フィンランドのサワーライ麦パン 
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フィンランドではvaalea leipä(色が薄いパン)/tumma leipä(色が濃いパン)とあります。小麦やオーツなどを使った柔らかめのパン、硬めで、どっしりとした濃い色はライ麦などのパンの事です。「ライ麦パン」と言われるパンでも中には小麦が入っていたりするので食べやすいですけど、やっぱりフィンランドを代表する昔からのサワーライ麦パンは美味しいです。

ライ麦粉100%のサワーライ麦パンを以前に焼いた事があるのですが、その時は粉加減に慣れなくて思うように焼けませんでした。なので、それ以来すーっと、ご無沙汰でした。久々に焼いてみたら、ことりに「メロンパンみたい」と言われましたが...今回は大丈夫でしたよ。でーも、次はもっと上手く焼ける気がしてきたので明日、再挑戦。
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形は違うけど同じ生地です。焼いた翌日は、もっとサワーの味がして美味しい~。普段、ライ麦パンにはバター・チーズ・ハムもしくは野菜をのせたオープンサンドにして食べるけど、自分でパンを焼くとバターを塗ってたべるだけで十分美味しい。こんなパンが焼けた時の夕飯はスープにサラダとごくシンプルに。
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by Kippis_Y | 2014-03-13 08:02 | 村の生活/village life | Comments(24)
木の天使がやってきた
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1週間の休暇は結構刺激的でラーヌヤルビの家に帰宅してから洋服やカーペットの洗濯を1日に何回もして掃除機をかけて保存食を作ったり今までしなかったような料理をしてみたり楽しんでいます。1週間留守にしただけでも積もった雪の融け具合に気が付いたり部屋の日差しの角度が違ったり小さな春に気が付きます。光がさすのは嬉しいけど余計に部屋のホコリが目立ちますねぇ...
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この可愛い軽量道具。休暇中に滞在した親戚のおばさん(義理のお母さんの姉)から「あなた好みだと思って取っておいたの。アイノムンモが使っていたのよ~」と言われ頂きました。アイノムンモとはA-Jの、お祖母さんの事です。A-Jが8歳の時に亡くなってしまったのですが料理上手で毎年、庭のベリーを積んでは大量のジャムを作っていたそう。10dlまで量れるので重宝しそうです。
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お年寄りの介護施設に移ったA-Jの、おじいちゃんは身の回りの物を全て施設に持って行けないので近くに住む親戚のおばさんの所にあります。この木の天使は81年に、おじいちゃんが作ったそうで木の天使は私と同い年。おじいちゃんの家のベッドの傍の壁に飾ってあったので、はじめて見たのは10年以上前。この木の天使は我家にやって来ました。昔、なかなかの頑固者だったおじいちゃんは手先が器用だったそう。色々な昔話を聞くとA-Jと、おじいちゃんは、流石血が繋がっていますね~。
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こちらも、おじいちゃんが昔作った木の入れ物。デコレーションも綺麗で気に入っています。時間をかけて丁寧に作ったものは年代を問わず長く使え美しく残りますね。私達夫婦も、子供達に受け渡しできる大切なものを作っていけたら、そう思います。
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by Kippis_Y | 2014-03-11 06:28 | 雑貨・インテリア/Interior | Comments(8)
休暇 田舎から都会へ
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フィンランドはスキー休みと言う1週間の嬉しい休みがあります。面白いのが南フィンランドから開始して、中央フィンランド、そしてラップランド地方の北フィンランドと週毎に順番にあります。私達の住むラーヌヤルビは北フィンランドなので先週1週間休みでした。カレンダーは赤い日ではないので仕事をする人もいますけど我家は皆休みでした。なので久々に1週間フィンランドを南下してきました。1番の目的は2月に90歳になったA-Jの、おじいちゃんに会いに行く!

毎度の如く、荷物を積んで車で長時間移動。今回は途中の町、クオピオで一泊しました。クオピオは初訪問でしたが思ったより大きい。まーラーヌヤルビの村から比べたら全て大きいです、、。田舎っ子の子供達はクオピオの早い流れのエスカレーターに、てこずっていました。そして田舎育ちなので↑こんな広場に出ると、何処までも走っていってしまいます・笑。それにしても、ラップランドにはない、こういう古い建物を見ると「ヨーロッパ~」と感じてしまう私も田舎者~。
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クオピオを去って親戚が住むコウヴォラへ。このワンちゃんのクンクは親戚のおばさん&おじさんに凄く愛されています。面白かったのが、クンクが、こゆきのおしゃぶりを盗んで赤ちゃんの様に吸っている姿をA-Jが発見したそう。それ以来、クンクはおしゃぶり探しに必死でした。
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おじいちゃんはコウヴォラの町のお年寄りの施設で暮らしています。前に会ったのは3年程前。「痴呆症も始まって歯も抜け元気もなくなり寝たきりで骸骨のようだから子供達が怖がるのでは...」と親戚のおばさんは心配そうでした。でも、それも人間が生きているという姿だし、ちゃんと子供達にも話して皆で会いに行きましたよ。確かに痩せ細って目も衰えてしまったけど、いつものように"Päivää"(こんにちは)と言って握手をしてくれました。痴呆症が進んでいるけど私達の事は覚えていてくれてベッドに座って曾孫を見る姿も嬉しそうでした。ちゃんと昼食も自分で食べ完食していました。帰り際の握手も、まだ力があったのでホッとしましたよ。90歳の、おじいちゃんと4ヶ月のことりが顔合わせをした時は、なんとも言えない気持ちでした。
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その後、ヘルシンキで2泊。ヘルシンキ在住のmacoさんとは北で南で何回も会っているけど久々に南で会いました。急な報告にも関わらず、しかも長々と遅い時間まで美味しい夕食をご馳走になりました。久々の日本語での話しも嬉しくって楽しくって。子供達も冬馬くんと一緒に遊べて凄く楽しかったのです。
翌日は街中まで歩いて道中に発見がいっぱいで子供達も刺激的だったんじゃないかな~。
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途中カフェで美味しいケーキを食べて...
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向かった先はA-Jの友達が働く美術館Kiasmaへ。こんなカッコよい作品も。でもね、大きくてダークな音楽に、ことりがビビッてしまい全部見られませんでした。美術館は好きな彼女だけど、ちょっとあれはホラーを想像させられるような音だったもんね、気持ちは分かるよー。
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刺激を受けながらもヘルシンキをあとにしてA-Jの生まれた町、トゥルクへ。トゥルクには子供達の大好きなA-Jの幼馴染が住んでいます。そちらに滞在させてもらって日中は映画館でOnneli ja Anneliを鑑賞したりA-Jのゴッドパレンツに会いに行ったり、あっと言う間の1週間でした。休暇を終えて、またいつも通りの日々の開始です。たまには、こういう切り替えも良いですね。
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by Kippis_Y | 2014-03-10 18:29 | 国内旅行/travel Finland | Comments(4)