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クリスマス
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22~29日までロバニエミを離れていました。
義理のお母さんの住むヘルシンキで一緒にクリスマス。
私達が来るのを待っていたお母さん。そして豚も私達の事を待っていたのです。



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お母さんの家のドアを開けた瞬間に部屋はクリスマスカラー。赤がメインになっていて私達の部屋も細かい気遣いがあってとっても素敵。実家に帰ったあの落ち着く+ホテルに宿泊する様な感じ。

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写真の様な豚の顔は本当にドアに無かったけど…フィンランドのクリスマスメインディッシュの豚ハム用の豚肉5キロがドーンとキッチンで待っていました。日本で作った時2005年2006年は豚肉の形を綺麗に整えるのが大変だったけど、こちらではこうやって丸形の豚ハム用のお肉がゴロゴロとクリスマス時期に売られています。それにしても3人しかいないのに5キロの肉って…でもお母さん曰く、まだ小さいほうなのよって。
23日の夜に塩味の豚肉に温度計をさしてオーブンで数時間、確認しながら途中ジューシーさを保つためにライ麦粉やパン粉とマスタードでコーティングをして再度焼いてクローブで飾り付けをしていきます。この時間は近所の人も作っていた様でフラットの階段はハムの香りだらけでした。
このハム大きいのでクリスマス後も毎日食べ続けられます。
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フィンランドの多くの家庭では毎年伝統的なクリスマス料理が並びます。前菜はピクルスやビーツ・玉子などで綺麗に飾ったサラダや魚など。その後にスライスした豚ハムにカブ科の野菜のキャセロール・人参のキャセロールを食べました。他にもお母さんの手作りの魚のマリネード(これ最高でした)やビーンを食べたり、これでもかってほど美味しい料理を胃袋に流れていきました。3人
で祝うクリスマスは初めてなのでお母さんは準備や仕込みを前もってしてくれてたようです。この他にも沢山する事があって忙しい日々だったのに本当に感謝です。
先日紹介したJoulutortut。焼きたてが美味しいというのでお母さんには休んでもらって旦那様が焼きました。この後にコーヒーを飲みながらクッキーやタルトを食べて倒れそうでした。

こちらで過ごした初のクリスマスはとっても素晴らしかったです。24日はサウナの時間があって、その後1時間静かにするjoulu rauhaという時間がありました。3時からは近くの教会へ礼拝に行って帰宅して美味しいクリスマス料理が食べられる事に感謝。その後プレゼントを開けて映画を観て就寝。25日は2時間程離れているおじいちゃんの所でおじいちゃんの焼いたハムを食べてキャンドルを持っておばあちゃんのお墓参り。26日は友達を訪ねてまた飲んだり食べたり。
南フィンランドを去るのが寂しいような、でも北へ帰ってきたら落ち着く感じも。ヘルシンキやトゥルクと比べるとロバニエミは小さくて田舎だけど、やっぱりこの町も素敵だなっ!
by Kippis_Y | 2007-12-30 09:14 | イベント/event


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