トナカイと犬のサニ
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フィンランドのラップランド(フィンランドの北地方)名物と言えば、夏は蚊!そしてトナカイと言ったら、もっとピンとくるかもしれません。トナカイは野生のように思われますが持ち主がちゃんといます。食べ物が豊富な夏は森や道路脇で草を食べている姿をよく目撃します。蚊やアブがトナカイを好んで攻撃するのですが、それを避けるために道路にも出てきます。車の風が丁度よく虫を吹き飛ばしてくれるそう。ただ、車が来てもどこうとしないで逆走したり、ほんと呑気な生き物です。

トナカイを見ると嬉しくなりますが、でも今回は別。森の家の敷地が気に入ったようで寝そべっていたり、草を食べたり=糞を落としていったり。これは良いのですが、楽しみに育てている野菜や花の上をドカドカ踏んでいく...しまいには建設中の家の庭にも来るので材料を踏まれ(物音がするとビックリしてジャンプして逃げるので)穴は開くし...管理人が誰だと言うのは耳に切り込まれたマークを調べればわかるのですが、相手は半分野生のトナカイ、そこまで責任を負ってもらうわけにはいかないのがトナカイ村。こういう被害はラップランドではよくある事なのです。

今日も森の家で作業をしていたら、いつもの3頭の雄トナカイがやってきました。手に棒やスマホを持ってると「食べ物かい?」と近くにやってくるのが、この黒いトナカイ。秋のさかりの時期ではないので襲われる事はないと思うけど、やはり近くに来ると「餌じゃないんだから、あっち行ってよ~」と弱気になる私。この3頭組は森の家の敷地や現在我家が住んでいる家や近所周辺をウロウロしているそうです。7月は干し草作りがさかんでトラクターは野原を走りまわってるので、この子達は行く場所を探しにウロウロしてるのかな。正直、「あ~頼むから雑草畑グチャグチャにしないでよー、あっち行ってくれよ~」と思っていたら急に走り出しました。何だ何だ?と思っていたら1匹の白黒の中型犬が勢いよく私の足元に来ました。飼い主に忠実&フレンドリーで、お行儀が良い犬。最近「迷い犬」が多いラーヌヤルビの村、一瞬、迷い犬?と思い...また現れたトナカイを追っては私の元へ来る犬。何てお利口さんの救世士!その後、飼い主が見つかり話を聞いてみたら、どうやら、その近所のおじさんの家の苺畑もトナカイが来ては踏みつぶす被害があるそうで、昨晩犬のサニちゃん(3歳)を放したそう。賢い犬なので泣きもせずトナカイを追いやります。トナカイ飼い主にとってはどう思われるか分かりませんが、あんなに賢い犬なら引っ越したら飼ってみたいな~そう思う単純な私&息子あんじん。

そして数時間後、またこの黒いトナカイが現在の家の玄関前に...その内、家の中に入ってくるのじゃい?と思う程です、苦笑。
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by Kippis_Y | 2017-07-11 00:11 | 村の生活/village life


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