白樺のカゴのワークショップ&ステイ 3日目 カゴ作り
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今年の白樺のカゴ作りの場所も、いつもの場所で、いつもの先生・マルッティ。今年で85歳です。去年と違うとこは、彼が介護をしていた10歳近く若い奥さんが去年の夏に天国へ召された事。今年は姪っ子のマリアさんと一緒に村へ来た事。大家族で大自然の中で育ったマリアは人懐っこく、とても良い感じの方でした。
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白い車に積んできた彼の作品を並べて小さなマーケットの開始。
「写真を撮っても良いよ。色んな角度から撮って、どんな構成になっているのかよく見てね。そうすれば自分でも出来るようになるから」そう言うマルッティ。「商品を売りこむ」というのではなく「見て挑戦しながら覚える」という彼がそうして学んできた様子が伺えます。
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ワークショップ中、A-Jが森から採取してきたナナカマド。こんな可愛い洗濯ばさみになりました。白樺に続きナナカマドも堅い木で丈夫です。
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前日に切っておいた樹皮のテープを使って小さなカゴ作りの開始。
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毎回思うけど、前日まで木にピッタリと付いていた樹皮が目の前でカゴになっていく姿は信じられないような現実です。黙々と作業は続きます。
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ランチはフィンランド料理を囲んでマルッティの白樺のカゴの昔話などを聞きながら我が家で食べました。テーブルが料理で埋められて座る場所もギュウギュウになって食べるのは、やっぱり良い風景です。ランチ休憩の後は皆さんの小さな白樺のカゴも完成。
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皆のカゴとマルッティの作った白樺細工。自分達で切ったテープ状の白樺の樹皮は補強用や次のカゴ作りのために日本へ持って行ってもらいました。
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私は誰かが手で物作りをしている姿を見るのが好きです。生き生きしていて本来の生活があると言うか…マルッティは現代よりも物資が貧しかった時代に育ち自然の素材を使って生活用品を、ごく当たり前に作ってきました。逆に現代は、お金があれば簡単に物を得られる時代となっています。だからこそ私は昔の魅力を感じるのです。ゆっくり時間をかけて五感を感じながら。

「もう私が来ての指導はいらないよ、次からは君達で出来るよ。」と言ったマルッティ。以前よりも元気が感じられなかったのは愛する妻が隣に居ないからなのかな。確かに、このカゴは私も編めるけども、私が彼に代わってワークショップの講師になったら、ただの真似事をしているだけになると思う。正直、日本人の編む白樺カゴはとっても綺麗です。そんな綺麗に編まれたカゴを日本で購入する事だって出来ますよね。でも、こうして白樺細工が彼の生活の一部となっている話を聞けるのは特別ではないのかな。それに、こうして一から体験し経験する事が最も大事なのでは、そう感じます。
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さて、この日の夜は「森の家」の隣でソーセージ焼き。A-Jが作った白樺のベンチに座って。
ソーセージ用の串は森から取った木の枝を削って完成です。
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by Kippis_Y | 2014-07-04 04:43 | 村の生活/village life


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