森の家作り準備 謎の井戸
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森の家作りのプロジェクトは少しづつ始まっています。数十年前、この森に小さな家があって子沢山の家族が住んでいたそう。そこには村一番の井戸があって他のお家の井戸が涸れてしまっても、ここの井戸はいつでも美味しい水が汲めたそう。その後、家族も引っ越して家も取り壊されてしまいました。井戸も石で封じてしまったそう。それから数十年後、2011年に歩いて数分の所にある村の学校の建物内に私達一家が引っ越してきました。周辺に土地を探していたとこ良い場所を、たまたま見つけたので購入となったのです。エコハウス・スローライフを目指している私達。井戸は私達にとっても重要な役目となります。ここに昔から住む人、昔住んでいたけど引っ越してしまった人、当時、石で封じた人、皆さん口を揃えて「あの井戸は優秀だったんだよ」と。「俺は井戸の場所を知っている」そういう人が次々にいて、でも実際に森に来ると森の様子もすっかり変ってしまって生えていなかった木も生えているし丸で皆、迷子になったように「ここだと思ったのに...」そう言いました。どうしても井戸を探したいA-Jは言われる場所を掘っても出てきません...そんな事が数ヶ月続いた7月のある日、とうとう井戸を探し当てたのです。たまたま村のお祭りに来た元、村の出身者の男性が言った井戸のあると言う場所には、去年切った木を積み上げていました。
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重機でどかして掘ったら水が出てきました。井戸の木組みも出てきて掘っていくうちにバケツやショベルまで。チューブを入れて水が溜まるのを待ち、ポンプで綺麗にしてから井戸水の検査をしてもらいます。森の土地には大きな穴が空いていますけど、ようやく井戸を発見したA-Jは砂漠でオアシスを見つけたように喜んでいました。
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と言う事で、元井戸があった上には家は建てられないので家の建つ場所も決りました。白樺の木も松の木も、もみの木もあったけどチェーンソーで切って土を掘り起こします。
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運が良い事に小さな村でも色んな技術を持つ人がいるので依頼をして夫々の分野を担当してもらっています。土台になる基盤、掘った後に砂を大量に運んできます。砂運びも往復25回以上、本当にご苦労様です。
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木が倒されて平らになって砂が加わると今まで緑だらけだった森の風景もガラリと変って家が建つ準備を感じてきますね。家が建つ周りは360度、森です。
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A-Jは平日はロバニエミで仕事をしているので休日に森の家作り準備に励んでいます。自分で出来る事は自分で。疲れていても、家作りの準備となるとエネルギーがあるそう。砂が敷かれた後は重機を借りて平らに固めていく作業。重機のレンタルは1日だけだったので、土曜日は深夜までガタガタと頑張って終わらせたそうです。その上に水を撒いて更に固めていく作業をしようと思ったら深夜にポンプが故障...でも翌日、いつも何かあると助けてくれる近所のトンミの登場。彼のポンプで水を引き上げて無事に水撒きできました。

この土地には昔、校舎として使われていた古いログハウスのお家が建てられます。近所のサマーコテージのご夫婦に話すと「あら、その学校は私が昔行っていた学校よ!」っと偶然な事が。この村に住んで、ほんの数年だけど近所の人達も協力的で温かく家作りをサポートしてくれています。内装も含めると、数年越しの家作りになると予想されるけど少しづつ前進しています。
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by Kippis_Y | 2013-08-11 22:44 | 村の生活/village life


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