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フィンランド 村の郵便事情
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ロバニエミに住んでいた時は郵便局がお店の中に入っていたり、キオスクからも送れたし郵便ポストも多かったのですが、ラーヌヤルビの村は自宅から1番近い郵便ポストまで約2~3km程。しかも道路沿いなので出すのも何だか不便です。最寄の郵便局は35km先です。郵便受けは家の玄関から50m位先の道沿いに立っています。こんな感じでね。真ん中が我家ので左は近所のおじさんの、右は村の学校の。車で来る郵便屋さんは、この中に配達してくれます。国内小包便では指定が無い限り郵便受けやドアまで運んでくれません。国内・国外の大きな荷物は郵便局まで取りにいきます。日本だったら不在表が入ってて再配達してくれますよね。

この時期は郵便受けの中に雪が入ったりして、せっかくの手紙や新聞が濡れてフニャフニャしたり滲んでしまう事もしばしば…何か対策を取らないとです。
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郵便ポストまで遠いので田舎ならではの方法があります。手紙を送りたい時、封筒に切手を貼って郵便受けの蓋の所に反射板を挟みます。(写真右)そうすると郵便屋さんが手紙を受け取って郵送してくれるのです。冬は日中でも暗いので反射板が役立つのです。便利なサービスですよね。郵便屋さんが受け取った後は反射板は郵便受けの中に入っています。小包などは別ですけどね。なので小包は毎回、主人がロバニエミの職場に行く時に郵便局へ頼んでいます。

この時期になると各家庭の郵便受けに赤い封筒が入っています。(写真左)これはクリスマスカードを入れて郵便受けに投函する袋です。封筒にはフィンランド語とスウェーデン語の2ヶ国語で書かれていて、早めの指定日までに出すと国内宛は少しだけ安い切手料金で出せますよ~などのお知らせも書いてあります。今年もそんな時期がきました。今年のクリスマスカードは何にしようかな?
by Kippis_Y | 2012-11-17 08:43 | 村の生活/village life


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