トナカイ
d0090294_2159064.jpg
最近はめっきりさむくなっていて日中でも村の気温は-11度。地面も木々も玄関先の赤い階段も24時間うっすらと白くなっています。夕飯を食べる頃に暗くなって朝起きても真っ暗。次第に真っ暗がインディゴ色になって、光の入った水色に変ります。天気の良い日は2階のキッチンの窓から見える反対側の丘の空がオレンジ・黄色・ピンク・水色のグラデーションを放ちます。これから寒くて暗い冬が本格的化するけど、こういう自然の業があるからこそ乗り切れる、そう思います。
d0090294_21592711.jpg
ラーヌヤルビの村はトナカイ村の1つです。夏と秋の終わりにerotusと言って森で放牧されたトナカイを森から囲いに追い込みます。夏は耳に持ち主の切り込みを入れ、秋の終わりは食用に分けます。なので時期が来ると村のトナカイ管理者達は大忙しのよう。集める場所は森ですが毎回場所も時間も違って追い込み具合によって決行になるそう。先日、運良くゲストの方が滞在中にerotusが行われ見学しに行きました。私は2回目の見学でしたけど前回の時とは追い込む方法も頭数も全然違いました。トナカイ管理者の人は道具を使って角を確保して番号タグをトナカイに付けるのですが、よく自分のトナカイだって分かりますよね。毎回関心。と思っていたら目の前に休みに来たトナカイ。
d0090294_21595393.jpg
マーキングされたトナカイ達はお肉になります。フィンランドでは体質的にお肉を食べられない人や動物を食べるために殺すのが嫌なのでベジタリアンな人が結構います。フィンランドに移住した時、トナカイが可愛くて食べないと決心をしたけど、ある家庭に招かれてトナカイのお肉の貴重さを体験し、それ以降から食べるようになりました。私は他のお肉も好きだし、お肉には必要な栄養分があるので、もちろん食べます。ただ食べるからには、どこからどうやってお肉が来ているのか、そして余分な食べ方や残さないようにする、これが大事なんじゃないかなっと。当たり前の事だけど田舎暮らしをしていると色々と学ぶ事や考える事が沢山あるな~っと。
[PR]
by Kippis_Y | 2012-10-26 22:04 | 村の生活/village life | Comments(6)
Commented by yk-voyant54 at 2012-10-26 22:33
お久しぶりです。ボヤントです。
今日のブログをアップし終えたら、kippisさんの「トナカイ」の案内。
え、ウソー!私はトナカイの絵をアップしたばかりだったの。
偶然?嬉しかったです。
私も実は、スウェーデンセンターでトナカイの肉を食べたことがあります。
私自身は今はビジタリアンで肉は食べません。
動物の肉を頂くにしても野菜を頂くにしても、
それを食べる事によって、生きていられるのですから感謝です。
水も空気も同じよね。
kippisさんに同感です!
本物のトナカイは見たことがないんです。
どうんあ印象でしたか?どんなふうに感じたの?
もっと聞きたいな。
そっか白夜の世界なのね。これからは、いつも暗いの?
不思議なこと、地球のこと、もっと知りたいな。伝えてね!
Commented by piglets3 at 2012-10-27 00:11
はじめまして。
先日お気に入りブログ登録させてもらいました。

私は極寒カナダのトナカイ(エルク、ムースなど)の生息地の近くにすんでいますが、それらは食肉として流通していません。
ライセンスを持った猟師が自分が食べる分だけOKです。
(ファーストネイションと呼ばれる先住民だけは狩猟が自由で例外ですが。)
ですから、ジビエを扱う料理店では店主が自ら猟に行くことになります。

状況、違いますねー。 そちらの状況が羨ましくもあり興味深いなあ。
フィンランドならでわの食肉状況もっと知りたいです。
Commented by Kippis_Y at 2012-10-27 05:32
♪ボヤントさん
偶然ですね!先程トナカイをボヤントさんの所へ見にいきました。
いつも明るい色合いでエネルギーがありますね。
ボヤントさん、ベジタリアンなのですね。日本ではベジタリアン用の食事とかレストランでも頻繁に出されますか?こちらではベジタリアン用やアレルギー体質用の方達に気を配られた食事が頻繁にありますよ~。日本から来た私には結構驚きでした。
本物のトナカイ、家の前を走ってたりするのですよ。でもゴミ袋持って外に出たら餌だと思ったらしくって近くに来た時は驚きましたよ。蹴られたら、噛まれたらどうしようと思ったけど性格的にそんな事はあまりないそうです。鼻息が結構荒かったり豚の用に鳴くんですよ。そして目が大きくてまつ毛が凄く長いんですよ!
Commented by Kippis_Y at 2012-10-27 05:42
♪piglets3さん
コメント有難う御座います。お気に入りブログにも登録してくださって嬉しいです。
そちらも極寒なのですね!やっぱり動物は似ていますね。こちらにもエルクが生息しています。トナカイも道路に飛び出して来て事故発生しますけどエルクはもっと危ないですよね。そちらでもエルクとの交通事故なんてあるのかな?こちらはエルクが毎年、増え続けているのでライセンスを持った猟師のみが期間内に狩をする事が可能です。ただ1人狩ではなくて数人でしないとみたいです。仕留めた猟師はご褒美にエルクの頭を貰えます。なので隣村に行った時にエルクの頭が庭にあったりして驚きましたよ~。エルクの肉はスーパーには出回りませんけど猟師達から分けてもらったり村では特別な日があってエルクの肉を村の人が購入できる日もあります。トナカイは管理者がいるので狩りでは仕留めてはいけませんけどね。なので、お肉もエルクよりもトナカイ肉の方が高いんです。トナカイはお肉はもちろん、血も料理に使ったり角、皮も毛皮も骨の髄も大事にされています。
私もpigletsさんのところへお邪魔させて頂きますね。
Commented by 音やママ at 2012-11-14 22:57 x
こんにちは!フェイスブックにコメント頂きありがとうございます!このブログも色んな写真が素敵!!フィンランドに憧れます。自然とがっつり向き合った生活が、寒そうだけどーーーいってみたいなぁって思います。
Commented by Kippis_Y at 2012-11-16 05:42
♪音やママさん
ありがとうございます~!
冬は寒いですけど、それなりの良さもあって何よりも自然が素敵なのです。
いつか村へ来て一緒にフィンランド料理なんて作れたらな~そう思ってます!


<< 冬時間に切り替わり 私の好きなフィンランドのお菓子 >>