森のきのこ
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8月中旬を過ぎた頃から秋の気配を感じ始めました。短い夏も終わり、今は秋です。フィンランドでもキノコ狩りシーズンで森に入れば(道端でも)キノコが沢山。森は食材の宝庫!

8月の下旬、近所のリーッカに誘われて180km北西の町:Muonioの彼女の森のコテージへ泊まりに行きました。電気は通っているけど水は湖から、飲み水は近所の親戚の家から給水。トイレは外。テレビもネットも無く本当に森の中のコテージでした。不便そうに聞こえるけど実際、過ごしてしまったら静けさが癒しになって少々の不便さが普段の生活を有難く感じさせてくれます。フィンランドにはこういうコテージが今でも沢山あって利用率も高いんですよ。

朝食を食べてリーッカと一緒に森へ。毎日2,3時間は森に居たかな。涼しい風が吹いて葉っぱがワサワサと程よい音を立てて。そんな森特有の静けさの中、トナカイの家族が現れたり、遠くには青く見える空に湖。目の前には緑や赤に光る緑の葉のカーペット。私の好きな環境はこれ、そう改めて感じました。
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写真:真っ白い足のkangashapero、茶色い頭の先にチョンと丸いマークのついたkangasrouskuは沸騰させて綺麗に洗ってから調理する事。このキノコは割ると中から白い液が出てきます。もしも透明な液が出る場合、kangasrouskuに似ている毒性のキノコ、tattiはとっても美味しいと言う事。彼女に教えてもらいながら色々なキノコを撮って随分目も慣れてきました。
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キノコ狩りに必要な道具:手袋やpuukko(写真のナイフ)こちらは旦那様が刃を買って柄の部分から自分で作ったものです。森に行くのには欠かせない道具で男性はもちろん、女性でも森に持って行く事があるんですよ。中にはブラシ付きの小さなナイフも売られています。
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白樺の樹皮で出来たカゴは森に行くのにぴったりでフィンランドでは昔から使われてきています。この美しいカゴは日本で白樺のカゴ作りをしているユーリさんお手製のもの。はるばる日本からやって来ました。白樺のカゴを普段目にして手にしてるフィンランド人の皆さんも彼女の丁寧で綺麗な作りに驚く程しっかり編んであります。持ち手部分が握りやすく、強度性があって何って言っても体にフィットする感じで負担にならなく森のお供に相応しいんです。ほらね、カゴいっぱいに収穫できました。このキノコは沸騰させて切らずに塩付けして冷凍庫へ。少しずつ解凍してキノコのサラダにします。美味しいtattiはkuivuri:キノコの乾燥器で数時間乾燥させて保管。これも少しづつソースにしたりして消費していきます。これで長い冬の準備も1つ終わり。

育児ブログアップしました。



先日、近所のリーッカと一緒に近くの島へ女2人、ボートへ乗って「マツタケ探しの旅」に行って来ました。去年の夏、この島でマツタケが発見されたらしいんです。以外にもフィンランドには天然マツタケが生えていて、でも得体のしれないキノコとして一般的に食べられていません。歩いて歩いて、ようやく「これはマツタケか?」と思って沢山持って帰って調べたら、どうやらマツタケに似た食用ではないTricholoma focale。ガックリ。気を取り直して、お腹も空いたことだし美味しいキノコも数種類取れたので、たっぷりのバターとガーリックで炒めて、いざ味見をしたら「???おかしい、苦いぞ...」何度味見をしても苦い...なので美味しいキノコは即ゴミ箱行き。翌日リーッカから電話があって2人で取ったキノコの1種類がどうやら食用だけど不味いらしく彼女も美味しそうなキノコソースを作ったけど全部おじゃんだったそう。マツタケの誘惑にかかったマヌケな女2人・笑。でもね、リーッカが不思議に思って採ったキノコ2つがマツタケだったらしく「これが噂のマツタケか~」っと食べずに保管されています。
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by Kippis_Y | 2011-09-08 03:12 | フィンランド色々/Finland | Comments(10)
Commented by Anne at 2011-09-08 15:38 x
豊かな暮らし ですね!
私も、フィンランドのこういうところが好きなのです。
またフィンランドに行きたくなってしまいました・笑
それにしても美しい写真! kippisさんの写真集が欲しいくらい好きです♪
Lottaちゃん元気でよかった! 早く、ことりちゃんやあんじんくんと遊べるようになるといいですね~!
私は、1日遅れで無事帰国できました。香港経由で。まさか中国に行くなんて思ってもみませんでした~!


Commented by etigoya13 at 2011-09-08 17:41
右端の茸は村でも穫れる茸ですねきっと。煮ると黒くなりませんか?
この茸のクリームソースやクリームスープが好きです♪
今回は一時帰国と茸のハイシーズンが重なってしまい、まだ一度も森へ行けていません。
近所の森や裏庭の林では摘んだけれど。
ナイフは森へ入る時の必需品ですよねー。こちらは老若男女の差無く必ず携帯します。
白樺の籠、ユーリさんのものと似ているわ〜なんて思ったら、ユーリさんのものだったのですね。
私もいつか彼女の白樺細工欲しいと思っているのです。
私も茸狩りは白樺の籠で向います。
Commented by ichikao at 2011-09-08 22:50
日本うまれのカゴが素敵に風景に溶け込んでいますね。

いつもこちらを拝見すると、風景のうつくしさにため息です。

日常が絵本の世界ですねー。最近北欧雑貨が人気だけど
普通の生活に一つでも取り入れてみると、気分が変わるんでしょうね。

キノコ、可愛い♪
Commented by tictactoeinla at 2011-09-09 07:59
きのこ、た~っぷり、美味しそうです。写真のコントラストがキレイで・・・うっとりして、ナイフかっこいい☆と思いながら、おまけのマツタケコーナーで大笑いしてしまいました!しっかりオチつきで、面白かったです。でも、本物のマツタケも混ざっててよかったぁ~。保管されてるとの事(笑)どんなお料理になりますかね・・・。白樺のかごのきのこも、美味しくなるんだろうなぁ~。きのこたっぷりシチューとか食べたいです。
Commented by Kippis_Y at 2011-09-09 21:43
♪Anneさん
無事に日本へ着いたのですね。思わぬ香港経由で!
今日はロッタと森を散歩したんですけど、インドアな犬らしく、森が全然似合いませんでした、、、。そそくさとベビーカーの下に行ってしまい、ベビーカーにことりとロッタを乗せて。何の散歩ですかねぇ、これじゃ観光だわねぇなんて思いながら歩きましたよ。
ま~嬉しいコメントも有難うございます。撮りがいがあります!
Commented by Kippis_Y at 2011-09-09 21:48
♪越後屋さん
煮た事はないので分からないんですけど触るとすぐきのこが黒くなりますよ~。きっと同じ種類のきのこですよね。これが結構美味しくって、今日の散歩途中でも数個採ってきてお昼に食べました。クリームソースなんて格別ですよね!
そちらでもプーッコ大活躍でしょうね。このプーッコはデザインから木選びも旦那様がしたんですけど、本を見たらロシアのプーッコはやっぱりデザインが細かくて豪華でしたよ。森に行く白樺のカゴも便利ですよね。ビニール袋やバケツだとすぐ蒸れてしまうので白樺のカゴ最適です!そう言えば、ユーリさんが越後屋さんに日本でお会いした、と聞きました。いいな~!!私もお2人に会いたい!
Commented by Kippis_Y at 2011-09-09 21:52
♪ichikaoさん
日本人というと一まとめになってしまって失礼に当たる方もいるかもしれませんけど、でもでも、日本人特有の器用さや仕事の丁寧さは、こうやってフィンランドの人にも伝わっているんだなぁ~とカゴを見せた時に私も嬉しくなりました。彼女の白樺に対する思いも熱いので、なので作品に現れているのでしょうね。
キノコ、可愛いですよね。あの形とか色とか。中には面白い奇妙なのもあるんですよ。日本の美味しいシメジや舞茸、なめこ、恋しいです~!
Commented by Kippis_Y at 2011-09-09 21:58
♪tictactoeさん
マツタケにはやられましたよ~。欲丸出しの女2人、、おまけに風が強くて島にボートが当たりそうになるしね。
このきのこは塩漬けになっていて、きのこの味と言うか、塩の味に近いかんじなんです、笑。なので食べる前にしっかり塩抜きしてつかわないとなんです。この間は塩の変わりに、このきのこ使いました。ははは
Commented by farger at 2011-09-12 03:02
うーん、どれもわからないキノコです。椎茸に見えて思わずええ??っと思ったんですが、違うんですね。(笑)
日本のキノコも久しぶりに食べたいもんです。なめこ、そうだ、ありましたね。。母がよくお味噌汁の具に使ってたなあ。
Commented by Kippis_Y at 2011-09-13 15:11
♪fargerさん
椎茸がワンサカはえていたら、もぉぉ嬉しくなってしまいますねぇぇぇ。
そちらでも椎茸売られていますか?
こちらでは小さなサイズの椎茸が売られているんですけど欲を言ってしまえば歯ごたえの良い、えのきとか、お味噌汁用のなめことか欲しいな~。でも、ここが我慢の海外暮らし!ですよねぇ~


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